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DeNA・今永昇太 侍ジャパンで得た復調のヒント/秋の収穫

2019/11/23(土) 12:02配信

週刊ベースボールONLINE

 飛躍のシーズンを鮮やかに締めくくった。日本代表として国際大会「プレミア12」に参加した今永昇太が11月13日のスーパーラウンド、メキシコ戦に先発して6回をソロ本塁打のみの1安打1失点と好投した。大会5連勝中だった相手の強力打線をねじ伏せ、前夜に米国に敗れて決勝進出が危ぶまれたチームの窮地を救った。

 代表合流後の今永は圧巻だった。沖縄・セルラースタジアムで行われたカナダとの強化試合は3回無失点で6奪三振。オープニングラウンドのチャイニーズ・タイペイ戦でも敵地のマイクパフォーマンスを使った大声援に圧せられる中で3回無失点と役目を果たした。速球は切れ味鋭く、今季の躍進を支えたカットボールは海外打者相手にも威力を発揮。稲葉篤紀監督も「左の1番手」と信頼を強調する姿は、今季終盤に陥った不調からの完全脱却を印象づけている。

 復調のヒントは代表合宿中につかんだ。同じ左腕の中日・大野雄大ら好投手が集う環境で、今永は自身が好調だった前半戦とのフォームの違いに気付いた。「投げるには足を上げてバランスを取った後、崩す作業が必要。体の後ろ、左側でやっていたのを、前でやる感覚にした」。具体的には、上げた右足を降ろす際、小さく蹴るような動作を加えた。これにより体重移動がスムーズになり「シーズン後半はリリースの感覚に違和感があった」という点が解消された。

 昨年のオーストラリア・リーグ参戦に続く秋の収穫。来季も左腕の投球に期待大だ。
写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:2019/11/23(土) 12:02
週刊ベースボールONLINE

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