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「USB-C」が本領発揮できる環境が、ようやく整ってきた

11/27(水) 8:11配信

WIRED.jp

最近発売されたマイクロソフトの「Surface Pro 7」やアマゾンの「Fire HD 10」、そしてソニーが来年発売する「PlayStation 5」は、どれも大幅に機能や性能を向上させている。これらの新モデルにおいて重要なのは、旧来の機種にはなかった技術を導入した点にある。それは「USB Type-C(USB-C)」だ。

「USB4」が普及すれば、規格乱立という問題が今度こそ解決する(かもしれない)

USB-Cについて知っている人は多いことだろう。Androidスマートフォンの上位機種をもっているなら、すでに使っている可能性が高い。しかし、それ以外の人たちへの普及は進んでいないのが実情だ。

『WIRED』US版をはじめ多くのメディアは、2015年にUSB-Cを「未来のUSBポート」と呼んだ。アップルがエントリーモデルとなる12インチの「MacBook」を発売したときのことだ。いまから4年以上も前の話だが、これはテクノロジーの世界では遠い昔である。実際あまりに月日がたち過ぎて、このMacBookはすでに生産終了になっている。

いまや業界標準に

しかし、USB-Cはようやく正当な居場所を勝ち取った。「USB-Cは、おおむねすべてのパーソナルコンピューティングと接続デヴァイスにおいて、業界の標準仕様になったのです」と、ムーア・インサイツ&ストラテジーの創業者で業界アナリストのパトリック・ムーアヘッドは言う。

ここで「おおむね」と彼が言うのは、いくつかの例外があるからだ。なかでも特に目立つのが「iPhone」である。とはいえ、この点に目をつぶれば、USB-Cポートの搭載が標準になるときがついに訪れたのだ。

USB-Cの人気上昇の理由は単純で、単にほかより優れているからだ。双方向からの充電が可能で、例えばノートパソコンを使ってスマートフォンの充電をすることもできる。最大出力は18ワットで充電スピードが速く、充電ゼロの状態から80パーセントに達するまでの所要時間はわずか1時間だ。

さらに毎秒最大10GBの超高速データ送信が可能となっている。インテルのデータ伝送技術「Thunderbolt」をベースとする次世代規格「USB4」が普及すれば、将来的にはさらなる高速化が望めるだろう。外部ディスプレイに映像を出力することもできるのだ。しかもリヴァーシブル仕様になっており、プラグを差し込む向きを変えることで双方向に出力できる。

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最終更新:11/27(水) 8:11
WIRED.jp

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