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皇后雅子さまの頑張りに国民が声援:即位パレード中に起きた回復を裏付ける光景

11/27(水) 16:47配信

nippon.com

斉藤 勝久

即位関連の中心行事が終了した。この7カ月間、体調が心配された皇后さまはすべてに臨席され、その頑張りには目を見張るものがある。11月10日の「祝賀御列(おんれつ)の儀」では、パレード中に皇后さまが一瞬、体を後ろに傾けることもあったが、天皇陛下のお声掛けですぐ元に戻り、多くの国民から祝福を受けられた。陛下に支えられ、皇后さまが順調に回復されていることを裏付ける光景だった。

パレードの中間で起きた皇后さまの傾き

祝賀御列の儀の前夜、皇居前広場で開かれた即位を祝う「国民祭典」。両陛下は二重橋の2本ある橋のうち、初めて広場に近い石橋に立たれ、祭典をご覧になった。より国民に近い方に立ちたいという両陛下のお気持ちが感じられた。少し離れた所で、ご長女の愛子さまもご覧になっていた。注目されたのは、皇后さまの涙を拭われる姿だった。

そして、国の儀式(国事行為)として行われた祝賀パレードの日。沿道の約12万人からの祝意を受け、皇后さまはまた何度も涙を拭かれた。お世継ぎ問題の重圧や、2004年に「適応障害」と発表されてからの長い療養生活に耐えて、多くの国民から祝福を受けられる今日を迎えた感激からか。あるいは支えてくれた人々への感謝の思いからか。「皇后さまの涙」はとても印象的だった。

この30分間のパレードの中で、皇后さまのご健康を見守るのに、重要な出来事があった。車列が皇居を出発すると、国会前などで皇后さまは目元を押さえ、平河町を通過。首都高速道路の高架下に入り、沿道の人が見えなくなった所で、改めて流れ出る涙をそっと拭かれた。そのすぐ後の午後3時17分ごろ、パレードのほぼ中間の赤坂見附陸橋を渡っていた時である。

お車(オープンカー)からお手振りをしていた皇后さまの体が突然、右斜め後ろに大きく傾いた。皇后さまは8秒ほど間をおいて、また笑顔に戻り、お手振りを再開された。お車は間もなく陸橋を渡り切り、青山通りの長い一直線に入る。沿道に詰めかけた多くの人々から「雅子さまー」の声援が飛び、両陛下はお手振りを続けて赤坂御所に向かわれた。

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最終更新:11/27(水) 17:01
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