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ネリの“商品価値”は下がらない? 興行主はリゴンドー戦期待「刺激的な対決の1つに」

2019/11/28(木) 7:13配信

THE ANSWER

BCが公式サイトで“2020年必見のファイト5選”特集

 ボクシングの前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)が、前日計量で規定の118ポンド(約53.5キロ)を1ポンド(約450グラム)オーバーし、前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との挑戦者決定戦が中止となった。ルールを守れず批判を浴びているが、依然現地での評価は高いままのようだ。この一戦の興行主「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」公式サイトは“2020年必見のファイト5選”を特集。その中でネリVS五輪連覇王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)がピックアップしている。

【動画】体重計から降りるの速すぎ!? 1ポンド超過を自覚していたのか…問題児ネリの計量の実際のシーン

 PBCは公式サイトで「2020年、我々が見たいと望む5つのファイト」を特集した。

 WBCのマウリシオ・スライマン会長は「バンタム級のランキングから外す」と宣言し、WBCからの裁定を待つネリだが、興行主は来季の必見の名勝負え5選にネリ対リゴンドーのマッチアップを選んでいる。

 リゴンドーはバンタム級で五輪を制覇したレジェンド。井上尚弥(大橋)のスーパー王者昇格に伴い、空座となったWBA正規王者の座をかけて、12月21日にリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と王座決定戦に行うが、「彼が勝てば、リゴンドーは危険なメキシカンで、サウスポー同士となるルイス・ネリと118ポンドか122ポンドの舞台で対峙する可能性がある」とバンタム級か、スーパーバンタム級でのマッチアップの可能性を伝えている。

 ネリについては「あっという間に試合を終わらせることができる。頻繁にボディを狙い、コンビネーションとトリッキーなオーバーハンドの左を繰り出す」と高く評価する一方、圧倒的なテクニックを誇り、アウトボクシングで着実に勝ちを重ねてきた39歳のレジェンドのファイトスタイルの変化についても触れている。

ネリはリゴンドーを「退屈」と酷評していたが…

「リゴンドーは戦いにおける新たな哲学を手にしたかもしれない。セハ戦で、リゴンドーはセハの射程圏内で戦った。ご自慢の左ストレートで、爆発的な8回KO勝利を上げる前に、ビッグショットの応酬を見せた。リゴンドーはステップワークを失ったのだろうか? 今後に注目だ」

 リゴンドーは6月のWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で、フリオ・セハ(メキシコ)と対戦し、8回TKO勝ち。リゴンドーらしからぬインファイトの末のパワフルなノックアウトに39歳のモデルチェンジの印象を受けた様子だ。

 ネリは今回の計量失敗前に米地元紙のインタビューで、リゴンドーについて言及。「退屈」「みんな彼を知らない」などと酷評していたが、このマッチアップは実現するのか。

 同サイトでは「何れにせよ、リゴンドーとネリのマッチアップは軽量級で実現できる、かなり刺激的な対決の1つになるだろう。これ以上のオーバーハンドレフトの炸裂にお目にかかることはまずないだろう」と結んでいる。

 度重なるトラブルを起こしているが、興行主にとっては“商品価値”は変わらず、高く評価されているようだ。

THE ANSWER編集部

最終更新:2019/11/28(木) 10:40
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