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マルチな活躍で異彩を放つ、ゴニルさん(SUPERNOVA)インタビュー【韓流NEWS】

2019/11/29(金) 20:07配信

集英社ハピプラニュース

昨年から超新星改めSUPERNOVAとして、5人のメンバーとともに新たなスタートを切ったゴニルさん。今年は日本デビュー10周年を迎え、ますます多才ぶりを発揮しています。SUPERNOVAのラッパー3人からなるFunky Galaxyで、10月にリリースしたミニアルバムもチャートを賑わし、来年1月リリースの新譜の創作にも余念無し。さらに、俳優として韓国のWEBドラマ「7日だけロマンス(原題)」では、アイドル役のLOVELYZのソ・ジスさんが働くカフェのオーナー役を演じ話題に。また、友人のデザイナーと共に世界に発信するファッションブランドも好評、絵や詩の才能も併せ持つ。そんなゴニルさんに久しぶりにお話を伺うと、流暢すぎる日本語で彼の思いをたっぷり語ってくれました。

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●SUPERNOVAでの活動もあって、Funky Galaxyの新しいアルバムも好評、さらに個人でも俳優として、絵や詩を創作したり、ファッションブランドのFREIKNOCK(フライノック)と、活躍の場がたくさんあるのはいいですね。

ーはい、いい人生です(笑)。

●10月23日にリリースしたFunky Galaxyのアルバム「CASSETTE」も好評です。どんな思いで創ったのですか?

ー世界観がちょっと大きいんですけど、「HOTEL GALAXY」という短編小説を自分で書いたんです。その内容が、ホテルギャラクシーに集まった5人が、それぞれ自分の話をして、ひとりの話から話が広がって、それぞれが何を探しに、なぜここに来たのか、という内容で創ったんです。この小説をちょっとアルバムにしたらどうかなっていうのがきっかけで。「CASSETTE」は5人のうちのひとりお話です。その人は老人で、昔の自分の好きだった曲をかけて昔の一番良かった時を思い出し、その頃に戻ってみたい、という話で、それを曲にしたんです。カセットは今は誰も使っていないし、なくなってしまったけど、彼にとって良かった時を代表するオブジェとしてカセットが出てくる。彼の代わりにFunky Galaxyのぼくたち3人が、歌を、音楽を通して表現したのが、このアルバムです。タイトルを決めたのは3人でタイに行った時です。僕は他の国に行くと、いい音楽が流れているスポットを探してよく聴きに行きます。現地で、いちばんおしゃれな音楽はどこで聴けますかと聞いたら、最近いちばん盛り上がっているクラブを教えてもらえて。カセットというクラブで、タイの昔のレトロな音楽が流れていて、2時間くらいずっと音楽聴きながらここの音楽いいなと思い、タイトルはカセットにしようって決めたんです。

●アルバムの中で特に「da Vinci」という曲が個人的に気に入ってます。バンドで聴きたくなるような感じで。

ーその曲は、本当に15分くらいで作った曲なんですよ。小説に出てくるひとりに若い芸術家がいるんですけど、その人のテーマ曲なんです。

●ジャケ写も素敵ですね。ゴニルさんの写真集と同じカメラマンさんですよね。

ーいいですよね、フィルムで撮ったから。ロケしたのは韓国の地方の海ですけど、あんな素敵なところがあるとは知らなかったんですよ。東海岸の海です。

●日本デビューから10年ですよね、成長したなと感じるのはどんなとき?

ー成長したなというふうには思ってないかもしれないです。昔の写真を見たりすると、今の自分の方がもっと好きだなと思うことがあります。大人になったなと。周りも見えるようになったのもありますし、音楽とかも以前作った曲を聴いてみたら、ああ、ダメだったなあって(笑)。その時はそれでよかったんですが、今は少し違うなと。

●ゴニルさんのモチベーションの上げ方は?

ー休むことです。忙しい時にはインスパイアされなくなるんです。いろいろなことに目が向いちゃうので。休みの時に、いろいろなことを思い出して書くことができたり。ちょっと歩いたり、歩いてる人たちを見たり。公園に行ってみたり、ひとりの時間を過ごす時に結構インスパイアされます。一昨日も休みだったんですが、休まずにスタジオに行ってまた曲を作ったんです。で、昨日現場でみんなで聴いて、ああ、いいねとか、色々アイデアをそれぞれ出しながら。

●WEBドラマ「7日だけロマンス(原題)」が韓国で10月に公開されましたが、これから演技の仕事も増やして行きたいですか?

ー増やしたいですね。いい作品、メッセージがちゃんとある作品に出会いたいです。演技は、いいメッセージを自分を通してみなさんに伝えることができるところがいいなと思ってます。

●オススメの映画はありますか?

ー『コーヒーとシガレッツ』(2003年、ジム・ジャームッシュ監督作品)。タバコとコーヒーをテーマにした短編映画集で、「CASSETTE」のジャケ写を撮ってくれた同い年のカメラマンが、パリに一緒に行った時に教えてくれた映画です。話をしている中で、この映画を勧められて、観たらすごくよかったです。

●最近ハマってよく聴いていると話していたピアニスト、チョ・ソンジンさんもいいですよね。

ー素晴らしいです。

●東京コレクション、パリでの展示会、ソウルコレクションでも注目されているFREIKNOCK。WINNERのインタビューをするたび、好きなブランドだとミノさんが教えてくれて。応援してくれる友達がたくさんいますよね。

ーまだまだこれからですけど、自分がやってることが、自分だけじゃなくて周りのみんなの力がひとつになって、それが映画だったり、音楽だったり、ファッションだったり。やっぱり、ひとりではできないことだと思います。仲間たちの力がひとつになってその力でパリまで行って、東京コレクションやソウルコレクションにも出して。そうするとまた周りがいいですねって言ってくれて。すごく嬉しいなと思います。自分が楽しみながらやらないと、それはできないですよね。ミノくんも僕と共通点があって、彼も絵を描くことがすごく好きで、気が合います。

●絵といえば、また個展の予定はないのですか?

ーやりたいんですが、以前個展をやったときに、個展をやるから絵を描くというのが嫌だったんです。いつか本当に自分が好きな時間に描いて、描きためて準備ができたらやりたいなと思っています。

●ゴニルさんにとってかっこいい人ってどんな人?

ー最近考えが変わったんですよ。自分を犠牲にできる人がかっこいいなと思います。かっこよさというより、男らしさって何だろうと思ったことがあって。男らしい先輩がいて、「お兄さんが考えている男らしさって何?」って一度聞いたことがあったんです。彼には最近子供が生まれて、そのあと世界観が変わって、全て子供中心になったと話を聞いた時に、ああ、かっこいい人って、自分を犠牲にできる人なんだなって思いました。自分の周りを守りたいって気持ち?そういうのがすごくかっこいいなと。最近、マネージャーの方がかっこいいなと時々思っているんです。マネージャーの仕事、かっこいいかもって思うことがあります。

●最近、済州観光公社の撮影で済州島に行きましたよね、よくいらっしゃるんですか?

ーいいえ、チェジュは、3年半ぶりだったんです。飛行機に乗るんだったら海外って感じが正直あったんですが、やっぱりいいですね、チェジュ。毎回毎回美味しいものを食べています。刺身、黒豚のビビン麺、コギククス(豚骨麺)、トンべコギ(豚を茹でてスライスした郷土料理)、アワビ、、、。

●旅は好きで色々行っていますよね?

ー行ってます、行ってます!12月はスペインに行く予定です。スペインは初めてなんです。

●来年の抱負は?

ー抱負というか、この間、パリに行った時に、自分の人生のゴールについてみんなで話をしたんです。大体の人たちはお金持ちになりたいという話があったなかで、FREIKNOCKのヨーロッパの仕事をしてくださってる、だいぶ年上のフランス人の男性が、自分は世界に存在している全てのカフェに行ってみたいと言っていたのが、ある意味ショックだったんです。成功やお金に焦点を合わせている人が多いなかで、それとは別に、例えばサーファーの人は世界の海の波に乗ってみたいとかありますよね。僕も翌年の抱負はと聞かれて、映画を撮りたいとか、オリコン何位を取りたいとか言ったことがあるんですが、それも結局成功っていう単語と繋がっている。ちょっとそれは、考え方を変えないとって思ったんです。本当の人生ってお金や成功だけじゃない、だからこそ何かを探そうって感じたんです。来年こそ、自分のゴールを決めたい、家族だったり旅行だったり、、、。それが抱負です。

撮影/天日恵美子

最終更新:2019/11/29(金) 20:07
集英社ハピプラニュース

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