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東京のタワマンで起きた“3度の悲劇” 大島てるが明かす「首吊り、殺人、そして……」

2019/11/29(金) 18:00配信

文春オンライン

なぜ「2710号室」だけで悲劇が起こるのか?

 話をタワーマンションに戻しましょう。現職の政治家が自殺してから2年ほどが経った頃、同じエリアに建つ近くのタワーマンションにおいて、今度は殺人事件が発生しました。40代の息子が70代の父親を刃物で刺して殺害したのです。この2つの事件を繋ぐ共通点は何か。それは、「部屋番号」です。現職の政治家が自殺した部屋も、息子が父親を殺した部屋も、同じ2710号室だったのです。

 日本で一番多い部屋番号は、間違いなく「101」でしょう。そのため、同じエリア内にある別々の「101」号室が、間を置かずに事故物件となっても、そこまで不思議ではないかもしれません。しかし、非常に戸数が多いタワーマンションにおいて、ピンポイントに「2710」号室が事故物件になる確率はかなり低いはず。しかも、それぞれのタワマンの中で、事故物件となっているのはこの2軒のみ。つまり、なぜか2710号室だけが、不幸な事件に見舞われているのです。

 私は冒頭で、「“3度の一致”が起きてしまったタワーマンション」と紹介しました。政治家の自殺と父親の刺殺で2件。ではもう1件は何か。――実は、父親を殺した息子は、事件直後に2710号室のバルコニーから飛び降り、自殺していたのです。これで死亡者は3人になります……。

とある私鉄の駅前にある3つのマンションでは……

 タワーマンションにおいては、私が知る限りこれ以上の“不思議な一致”はありません。ただ、「同じ部屋番号で3人が死んだと言っても、物件数としては2つじゃないか」と思われる方もいるかもしれません。その指摘はごもっともなので、最後に「同じ部屋番号が事故物件になってしまった、近接する3つのマンション」をご紹介したいと思います。

 それは都内の、とある私鉄の駅前。徒歩圏内に有名な公園がある、閑静な住宅街です。その駅前にある3つのマンションには、それぞれ1部屋ずつ事故物件があります。はじめにAというマンションで首吊り自殺が、そしてBで殺人、Cでは火災死……。わずか2年余りの間に、小学校の学区くらいのとても狭いエリアで、異なる死亡事件が起きてしまったのです。そして、事故物件となった部屋番号は全てーー

 4 0 4 で し た。

大島 てる

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最終更新:2019/12/3(火) 17:45
文春オンライン

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