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かんぽ生命「高齢者喰い」の手口〈庶民の生活になじみ深い郵便局 その騙しの内幕に迫る! 〉――文藝春秋特選記事【全文公開】

11/30(土) 6:00配信 有料

文春オンライン

 身近な存在だった郵便局員が無理筋の保険営業に走り、ダマしやすい高齢者を選んで不利益を与えていた。もとは国営事業のかんぽ生命保険で、郵便局という信頼あるブランドを逆手に取った不正が蔓延(はびこ)っていた。その事実だけでも、この“事件”の衝撃はかなり大きい。

 今年6月下旬に一連の問題が大きく報じられた当初、かんぽと日本郵便を傘下に抱える持ち株会社・日本郵政は「法令違反があったとは思っていない」(長門正貢社長)などと高をくくっていた。

 だが9月30日に公表した実態調査の中間報告によれば、顧客に不利益を与えた疑いのある「特定事案」は約18・3万件あり、その契約者に電話や訪問で勧誘の状況や顧客の意向などの確認を進めている。9月27日までに顧客の意向を聞けたのは約3分の1の6・8万件分。そのなかでは家族の同席を拒否させるなどの社内規定違反の疑いが約6300件あり、うち約1400件は虚偽説明などの法令違反の疑いもあるという。

 さらに契約者2・6万人が旧契約の復元などを求めており、かんぽ側は契約の復元や保険料の返金を検討している。年明けからの本格営業をめざし、年内に最終的な調査結果を取りまとめたい考えだ。 本文:6,489文字 写真:2枚

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藤田 知也/文藝春秋 2019年12月号

最終更新:11/30(土) 6:00
文春オンライン

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