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ランボルギーニのSUV「ウルス」は、いくつもの“矛盾”を内包したスーパーカーだ

2019/12/2(月) 12:13配信

WIRED.jp

ランボルギーニは、さまざまな感情を呼び起こす。ドライヴァーにとっては、時速0マイルから60マイル(約96km)まで3秒台で加速する喜びがあり、数十万ドルを木に衝突させてしまう恐怖を感じさせる。そして資本主義によって認められた成功に対する誇りがある。

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猛牛のエンブレムを付けたこのクルマが少しでも視界に入ると、沿道にいるクルマ好きの人々には羨望が生まれ、このクルマが過大評価されているとか、鼻もちならないと考えている人々には軽蔑の念が生まれる。反応はさまざまだが、いずれも強いものになる傾向がある。そして、ランボルギーニのSUVである「Urus(ウルス)」によって、ランボルギーニは新しい感情を呼び込んだ。それは「驚愕」である。

「驚愕」である理由

その理由を説明しよう。ウルスの価格は20万ドルからで、ランボルギーニの新たな方向性を示している。そしてランボルギーニを象徴する「ガヤルド」や「アヴェンタドール」のような、車高が低くて見せびらかすようなスタイルの2シーターの乗り心地とは縁遠いのだが、スペックにおいては同等を維持している。こうして生まれた“数字”は、ある種の矛盾を感じさせるものだ。

ウルスは4ドア(リヤハッチを除く)で5人乗りだ。重量は約5,000ポンド(約2,300kg)で、車高は5フィート(約150cm)を超える。その一方で、最高出力は478kW(650ps)、最大トルクは850Nmある。おかげで家族みんなで乗り込んでも、時速60マイル(同約96km)まで3.6秒で加速し、最高速度は時速190マイル(約306km)にも達する。

ラゲッジルームの容量は574リットル(5人乗り仕様は616リットル)ある。食料品の買い物袋を2ダース以上は収められるだろう。ランボルギーニのスポーツカーには、このところ家族向けになる傾向がみられるが、ウルスはさらにその先を行く。その快適さは、ハイウェイを走っていても、ほとんど運転しているという感覚がないほどだ。

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最終更新:2019/12/2(月) 12:13
WIRED.jp

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