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F1アブダビGPで好走見せたホンダ勢、4名のドライバーコメントから来シーズンの可能性を読む!

12/2(月) 19:00配信

Webモーターマガジン

フェルスタッペンが2位、ホンダ勢4台中3台がポイントを獲得

2019年12月1日に行われた第21戦最終戦アブダビGPで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に次ぐ2位となった。期待された連勝こそならなかったが、ホンダ勢の4台中3台が入賞するなど、パワーユニットのパフォーマンスは上々だった。ここではホンダ勢の戦いぶりとともに、4人のドライバーのコメントをレポートする。

【写真】ホンダ勢4名のドライバーの勇姿を見る

ブラジルGPでの圧倒的な勝利から一転、アブダビGPのメルセデスAMGには好調のレッドブル・ホンダでも敵わなかった。絶対的なパワーだけでは勝てないし、マシンセッティングを含めて、ドライバビリティをいかに上げていくが重要なポイントとなるようだ。それでもレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3位以下を大きく引き離して2位表彰台を獲得、シーズン終盤の好調を保ったままシーズンオフを迎えることになった。

2番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、1周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)にかわされて3番手にポジションを落とすものの、タイヤ交換を25周目まで遅らせてミディアムからハードへタイヤを交換すると、ターン8でルクレールを豪快にオーバーテイク。そのまま2位の座を守り切ってゴールした。最初のスティントを長くとる作戦を見事に遂行、早めにタイヤ交換をしていたルクレールを見事に捉えた。これでフェルスタッペンは、シーズン終盤の3戦を勝利と表彰台で締めくくったことになる。

チームメイトのアレクサンダー・アルボンは、レースの大半でセバスチャン・ヴェッテル(フェラーリ)とバトルを展開。序盤でハードタイヤに履き替える1ストップ戦略を採ったアルボンだったが、2ストップ戦略で攻めたヴェッテルにわずかに及ばず、6位でゴールしている。アルボンはレッドブル移籍後8度目のトップ6フィニッシュ。ドライバーズランキング8位でシーズンを終えた。

一方、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、13番グリッドからハードタイヤでスタートすると、41周目までタイヤ交換を遅らせてポイント圏内へ浮上。タイヤ交換後も、ニコ・ヒュルケンベルグをオーバーテイクするなど好走を見せて9位に入賞し、ドライバーズランキングでもヒュルケンベルグを逆転した。

惜しかったのはピエール・ガスリー。スタート直後の混乱の中でフロントウイングを破損し、交換のためにピットストップを強いられたことで最後尾まで後退。そこからフィニッシュまで走り切るチャッレンジングな戦略をとったが、このレースではセーフティカーの出動や大きなイエローコーションはなく、18位でフィニッシュとなった。

ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、最終戦アブダビGPを終えて「フェルスタッペン選手が2位表彰台を獲得、そしてホンダのパワーユニットを搭載するマシン3台が入賞を果たすことができ、いい形でシーズンを締めくくることができました。フェルスタッペン選手はタイヤをマネージメントしながら素晴らしいドライビングを見せてルクレール選手をオーバーテイクし、ドライバーズランキング3位を確定させるなど、今日もいい走りを見せてくれました。アルボン選手も6位入賞と、いい形でルーキーイヤーを終えてくれました。トロロッソ・ホンダについては、クビアト選手が非常に上手くタイヤをマネージメントし、41周目までピットインを伸ばしたことが奏功し、9位入賞を果たしました。チームの戦略とともにいいレースをしてくれたと思います。ガスリー選手についてはスタート直後の接触の影響により残念ながらポイント圏外に終わる形になりましたが。今年は2015年の復帰以来、初めて2チームにパワーユニットを供給しました。2つのチームといいコミュニケーションをとりながら、レッドブルとは3勝を挙げ、トロロッソとも2度の表彰台を獲得するなど、確実に前進を果たせた1年になりました。4人のドライバーと両チームはもちろん、懸命に開発をプッシュしてくれたHRD Sakuraとミルトンキーンズのファクトリーのメンバー、そしてサプライヤーの方々の努力に対して、改めて感謝の言葉を送ります。今年はとてもいいシーズンを送ることができました。しかし、まだまだ我々が目指している場所には到達していません。来年もさらなる高みを目指し、戦いを続けていきます」と振り返っている。また、最終戦を終えてホンダ勢4人のドライバーは次のように語った。

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最終更新:12/2(月) 19:00
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