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2020年は物価上昇 仕事力アップ・転職で給料増やす

2019/12/3(火) 7:47配信

NIKKEI STYLE

2019年もあっという間に師走を迎えました。今月のマネーハックは「2020年のお金の問題で考えておきたいこと」をテーマに、ちょっとした未来予測をしてみたいと思います。

今週はまず「物価と給料」について考えてみましょう。

■最近、物価はおおむね上がる傾向

物価については、この数年上昇傾向にあります。数十年続いた低インフレあるいはデフレの傾向から、ちょっとずつモノやサービスの値段が上がり始めています。総務省の調査によれば、今年の物価の上昇率はおおむね0%台だそうです。

10月に実施された消費増税は物価に影響するファクターです。ただ、軽減税率適用の商品があったり、家賃などの非課税取引があることから、物価への影響は1.0%程度ではないかとのことです。

これらを勘案すると、今年の物価については、数字はあまり大きくないもののプラスとなりそうです。

また気になるのは、ステルス値上げと呼ばれることもある「実質値上げ」と、増税のタイミングにあわせて端数を切り上げるなどの「便乗値上げ」です。

実質値上げは私たちの想像を上回る規模で進んでいます。冷凍食品やお菓子などは内容量が10%以上減っているものが珍しくありません。

さらに、今まで値上げをガマンしてきたものの、これを機に端数を切り上げるような形で行う「消費増税セット値上げ」も皆無ではありません。ただし、これはずっと値上げをガマンしてきたものをわずかに転嫁していると考えれば、責めるのは酷なように思います。

■値上げに備えモノの値段に敏感になろう

2020年、物価はどうなるでしょうか。モノの値段を構成する要素から考えてみたとき、「原材料費」「人件費」「物流コスト」などは上昇の傾向にあるとされます。生産・管理コストや利益をそのままとすれば、モノの値段は上がるのが理屈です。

もちろん世の中はそう単純ではありませんから、生産・管理コストを抑えて価格を据え置く、あるいは利益率を下げてでも価格を維持すると判断することもあるでしょう。

しかし、そうした取り組みには限界がありますから、「値上げ」か「実質値上げ」に踏み切る流れは続くように思います。

私たちが消費者の目線で考えておくなら、2020年も物価は上昇する傾向が続くと考えて、それに備えておいたほうがよさそうです。

だとすれば、2020年はモノの値段にもっと敏感になること、満足度はできるだけ維持しつつより安い消費を実現できるよう工夫してみることが重要になってくるでしょう。

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最終更新:2019/12/3(火) 7:47
NIKKEI STYLE

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