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玉城ティナ 「想定外の役にワクワク、ベスト尽くす」

2019/12/3(火) 17:12配信

NIKKEI STYLE

今年公開された映画の『Diner ダイナー』では殺し屋専用の食堂で働くウエイトレス、『惡の華』では異質な存在の中学生。超個性派の役柄が続き、見る人に強烈なインパクトを残す玉城ティナ。モデルから女優へと進出した彼女が目指すものとは?

14歳だった2012年に女性誌『ViVi』の専属モデルとしてキャリアを踏み出した。14年から女優として始動、18年に映画『わたしに××しなさい!』で初主演。19年は、1月公開の『チワワちゃん』ほか、4本の映画に出演した。蜷川実花が監督した『Diner ダイナー』で、殺し屋専用の食堂で働くヒロインを宙づりや水浸しになりながらも体当たりで熱演。9月に公開された『惡の華』では、伊藤健太郎演じる主人公に主従関係を持ちかけるエキセントックな女子中学生役に挑む。公開中の『地獄少女』で地獄の使者である主人公を演じるなど、ダークな世界観で輝く個性的な役柄で、存在感を示している。
「『惡の華』は16歳くらいの頃に原作を読んでいたので、仲村佐和という個性的な役どころは演じがいがありそうだなと感じました。中学生時代を中心に演じましたが、そこはあまり意識しなかったですね。それよりも仲村はキャラクターが優先される役だろうなと。セリフも一般的にはあまり口にしない言葉が多かったので(笑)、そこをどう言おうかとか、立ち姿や目線についても考えました。
教室で春日(伊藤健太郎)の後ろに座る仲村が最初に映るシーンは、作品の重要なキーワードである『クソムシ』につながるところ。姿勢をぐちゃっとさせて目線も一点を見つめ、『この子、何を考えているんだろう』と思わせて、そこから物語が始まっていく感じを出せたらいいなと考えていました。

叫んだり教室をめちゃめちゃにするような激しいシーンは、流れというか気分で乗り切れた感じです。むしろ、仲村の芯の部分や弱さ、共犯関係にある春日だけに見せる顔はどれが正解なのかに悩みましたね。すごくエキセントリックな子だけど、お客さんから遠い存在には見えてほしくなかったので、ちょっとしたしぐさでかわいらしさや無邪気さを出せるように意識しながら演じました」

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最終更新:2019/12/4(水) 7:47
NIKKEI STYLE

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