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ミューズリーは私たちが想像するほど健康的ではない?

12/3(火) 10:00配信

フィガロジャポン

フランスの雑誌「Que choisir」最新号では、甘いものは好きだけれど、健康的な朝食を摂りたいという人々に支持されるフルーツミューズリーに注目。しかし、中には身体によくない製品も存在する。

10時になってもお腹が空かない、身体にいい朝食とは?

フルーツミューズリーの健康的な効果を期待し、毎朝の朝食にヨーグルトやミルクと混ぜて食べる人は多い。しかし、キオスクに並ぶ雑誌「Que Choisir」11月号の特集記事では、ミューズリーは皆が思っているほど健康的ではない、と警鐘を鳴らしている。砂糖や添加物などが入っており、一部の製品は大手メーカーが販売するシリアルよりもよくないという。

店頭で売られるミューズリー製品を評価するため、「Que Choisir」は22種類のミューズリー製品を分析した。それらのほとんどは、スーパーマーケット、オーガニックストア、またはディスカウントストアで購入されたもの。雑誌によると購入方法は、インターネットと店頭購入だという。栄養および成分の品質、GI(食後血糖値の上昇を示す指標)、残留農薬の有無、および栄養スコア(Nutri-Score/栄養スコアは、パッケージに表示されていないために計算した)を調査した。編集チームは、各製品に対して1~20のスコアを付けた。

脂肪と添加物

ザクザクした食感が特徴のクリスピータイプとフレーク状タイプの2種類のミューズリーがある。雑誌の試験によると、前者は後者に比べて問題が多いという。まず、その脂肪含有量の高さである。焼いて塊にするために、脂肪を加える製造プロセスに問題があるのだ。したがって、フレーク状のミューズリーのほうが加工の工程が少なく、脂肪分が少なくなる。雑誌によると、クリスピータイプのミューズリーは脂質含有量が平均100gあたり14.4gだが、フレーク状の場合は100gあたり6.1gである。

雑誌の試験によって提起されたクリスピータイプの別の問題点は、飽和脂肪酸(パーム油、ココナッツ)が豊富な油を大量使用していること。特にそれらの油が高温で保管された場合、主に心血管疾患のリスクを上げる可能性がある。またフレーク状タイプに比べてクリスピータイプは添加物が多いことも確認された。

そして同誌は、「砂糖不使用」と表示している製品にも砂糖が含まれていることを指摘している。砂糖に近い甘味質を有する麦芽エキスが含まれているという。ミューズリーの中にはレーズンが多く含まれていることは言うまでもない。

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最終更新:12/3(火) 10:00
フィガロジャポン

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