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【ビジネスの極意】儲けられないけど、社員は満足!? どのIT会社にも似ていない「Twitter」という会社の不思議

2019/12/3(火) 6:02配信

サライ.jp

短文をつぶやくだけのTwitter。だが、アメリカのトランプ大統領をはじめ世界中で利用され、今現在も多くの人々がTwitterを使って「つぶやき=Tweet」を行っている。このサービスを提供しているツイッター社は、どうも他の会社とは趣が異なるようだ。リーダーシップとマネジメントに悩む、すべてのビジネスパーソンのためのノウハウサイト「識学式リーダーシップ塾」から、どう違うのか、その差を見てみよう。

* * *

Twitter社員の当たり前は「会社の当たり前」とは違う

ツイッターは、隣の人からアメリカ大統領まで利用する世界的なSNSのひとつですが、どのIT企業、ネット企業とも似ていません。
例えば、この画面をみてください。

これはツイッター社の公式サイトにある、経営陣を紹介したページです。普通、このように並べると、ナンバー1のCEOの名前は左上に置かれます。そしてナンバー2の名前は、その右に置かれます。
しかしツイッター社のCEOジャック・ドーシー氏は、6番目に置かれています。
この並びが意味するのは、「フラットな会社である」です。
ツイッターの日本法人では、20代の若手社員が執行役員を下の名前に「さん」をつけて呼びます。

ツイッター社が当たり前に行っている、普通の会社の当たり前でないことを紹介します。それを知れば、長きにわたって赤字続きでありながら、ツイッターが重要な情報社会インフラであり続けている理由がわかるでしょう。(肩書は2019年9月時点のものです)

ツイッターとツイッター社の基礎知識

まずは、ツイッターとツイッター社を概観しておきましょう。

「大量」情報社会で異色の「凝縮」情報

ツイッター社の本社はアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコにあります。現CEOのジャック・ドーシー氏ら4人が2006年にサービスを開始しました[1][2]。
ツイッターの最大の特徴は、140字しか投稿できないことでした。今では文字制限の上限が引き上げられましたが、それでも280字しか投稿できません。
情報社会では、少しでも多くの情報を送受信する競争が繰り広げられていますが、ツイッターは情報量をあえて絞っています。

ツイッターの出現で、凝縮された情報には、大量の情報と同じくらいの価値があることがわかりました。
アメリカ大統領のトランプ氏は、重要政策をツイッターで世界に告知することで知られています。彼は政府の広報機関も大手マスメディアも使いません。しかしそれがかえって彼の情報発信力を強化することになりました。
例えばトランプ氏が中国との貿易摩擦についてツイッターに投稿すると、日本の株価が簡単に変動します[3]。

ツイッターを使えば「何か言いたい」と思ったら、スマホでアプリを立ち上げて文字を入力するだけで世界に情報発信できます。
短い文章しか投稿できないので、長い原稿を用意する必要がありません。また、短い文章なので世界中の人が一瞬で理解できます。
これが凝縮された情報の威力であり、ツイッターの発明品です。

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最終更新:2019/12/3(火) 6:02
サライ.jp

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