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シボレー・コルベットがFRを捨て世界最高のパフォーマンスを目指しMRとなった理由

2019/12/3(火) 17:50配信

Auto Messe Web

世界のスーパーカーになるためミドシップを選択

 昭和の子供たちが好きなものを例えた言い回しといえば、巨人・大鵬・卵焼き。一方、アメリカ人が好きなものといえば、「ヤンキース・ジョーダン・コルベット」と、こんな言い回しはないものの、それほどにアメリカ人はコルベットが大好きだ。

コルベット史上初のリトラクタブルヘッドライトを採用したC2型

 アメリカで唯一のスポーツカーとして1953年に初代がデビューして以来、いつの時代でもコルベットはアメリカ人の憧れのクルマだった。”C1″でFRPボディの先進性に虜にされ、”C2″のエッジのきいた先鋭的なスタイルに惚れ、”C3″のコークボトルラインのダイナミックさに魅了された。

 そして”C4″では一転、シンプルなラインのヨーロピアンデザインとなったスタイルに驚き、”C5″では完成されたスポーツカーの姿を目の当たりにした。”C6″でZ06とZR1の驚異的なパフォーマンスに度肝を抜かれたのも束の間、”C7″で伝統と革新が共存する再定義されたコルベットに心奪われた。

 そして2019年、ついにコルベットは”C8″へと進化し、いままで見たこともない新しいコルベットを見せつけた。

 フルモデルチェンジした最新型コルベットは、クラシックなプレスラインや盛り上がったフロントフェンダー、デュアルエレメントヘッドランプなど、コルベットのクラシカルなデザイン要素を受け継ぎつつも、全体としては大胆で未来的。
 アスリートの引き締まったボディのようなそのフォルムは、最新のジェット戦闘機やレーシングカーにインスパイアされたもの。ロングノーズ&ショートデッキのこれまでの歴代コルベットとは異なり、キャノピーがフロント寄りに配される。それはまるで最新の欧州ミッドシップスポーツカーのように……。
 そう、じつは最新型コルベットは、初代から伝統的に引き継いできたフロントエンジン・リアドライブ(FR)のレイアウトという枷を捨て去り、ドライバーの後方にエンジンを配するミッドシップエンジンレイアウトへと大変貌を果たしたのだ。ミッドに搭載するのは、LT2と名付けられた495hp(502馬力)を発する6.2リッターV型8気筒OHVエンジン。このエンジンとミッドシップエンジンレイアウトにより、C8はコルベット史上最高のパフォーマンスを実現しているという。

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最終更新:2019/12/3(火) 17:50
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