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新宿ホスト血まみれ刺傷「起きたら包丁がお腹に刺さっていて彼女が『一緒に死のう』って…」公判前日に被害者が告白

12/3(火) 10:30配信

文春オンライン

 5月23日、東京・新宿区のマンションで知人男性の腹部を刃物で刺し、殺人未遂の罪に問われているガールズバーの元店長・高岡由佳被告(21)の裁判が12月3日、東京地方裁判所818号法廷で開かれた。

【写真】被害者のホスト・琉月さん

 高岡被告は逮捕直後、取り調べでこう供述していた。

「好きで好きで仕方なかった。相手を殺して私も死のうと思った」「刺した直後に彼が好きだといってくれた」

 事件当時、高岡被告は新宿警察署から移送される際に不敵な笑みを浮かべる様子がたびたび報じられた。また、血まみれで倒れる被害男性の横で平然とたばこを吸う高岡被告の犯行直後の現場写真がSNSで拡散され、ネット上では大きな話題となった。公判当日も東京地裁には多くの人が傍聴券を求めて、朝から列を成した。

 法廷には被害男性の姿もあった。新宿のホストクラブに勤める人気ホスト・琉月(るな)さんだ。ホスト歴1年、20歳の新人で、高岡被告は琉月さんの客だった。

「週刊文春デジタル」取材班は公判前日、ホストクラブに出勤していた琉月さんに現在の心境を聞いた――。

 12月2日の午前6時過ぎ、雨が降る月曜の早朝にもかかわらず新宿区役所通りは朝から営業を開始するホストクラブのホストたちで溢れていた。店内からは軽快な音楽が鳴り響き、記者を迎えて席に座った琉月さんは小柄で細身の、渋谷などで見かけるイマドキの若者だった。

 渡された名刺によると現在の源氏名は「痛みに負け琉月」。役職は「幹部補佐」、ホストになる前は職人だったという。

「僕すいません、お酒飲めないんですよ。肝臓ないから(笑)」
 
 琉月さんは慣れた手つきでグラスにお茶を注ぎ、笑顔で乾杯をするものの、身体には腹部から胸にかけて巨大な十文字の傷が残っているという。記者も確認させてもらったが、軽快なトークが信じられないような凄惨な事件を物語る傷跡だった。

【写真】タバコを吸いながら電話をかける事件直後の高岡被告

「ゆのちゃん(高岡容疑者)とは最初は僕が去年の10月くらいに彼女の勤めるガールズバーに遊びに行っていて、その後、今年3月くらいから彼女が僕のお店によく来てくれるようになったんです。平均週3回くらい。月に100万円近くつかってくれて、とてもいいお客さんでした。”彼女”ではないんです」

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最終更新:12/4(水) 11:39
文春オンライン

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