ここから本文です

部下に信頼される「すごい上司」たちには「意外な共通点」があった!

12/3(火) 10:01配信

現代ビジネス

 会社をよりよくしたいと思っているのに、部下たちがついてきてくれないと悩む上司は少なくない。一方で、もっと会社に変化を起こしてほしいのに、上司が何もしてくれないと嘆く部下もたくさんいる。上司と部下、リーダーとメンバー、経営者と幹部のそうした「分断」はいったいなぜ起こるのか――。

オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」

 じつはそうした分断が起きる原因には「リーダーが与えたはずのものと、メンバーがもらえるはずだと思っていたものに大きな乖離がある」と、最新刊『分断を生むエジソン』著者でビジネスリーダーの北野唯我氏は指摘する。さらに、そうした溝を埋めて、部下から絶対的に信頼される上司たちは「意外な共通点」があるという――。

成長環境は与えたのに……

 経営層やチームのトップ、すべてのリーダーは現状をより良くしたいと考えています。それはリーダー自身が一番認識しているはずです。一方で、それが周囲のメンバーには伝わらず、「結局何も変わっていないじゃないか」と不満に変わってしまうこともよくある話です。

 それは、リーダーが与えたはずのものと、メンバーがもらえるはずだと思っていたものに大きな乖離があるからなのです。

 以前、私は「これからの時代の強い会社の条件」といったテーマで、何度か地方講演をさせてもらいました。強い会社の条件としてひとつ挙げていたのが、いつでも転職できる社員が、それでもあえて残っている会社です(これは『転職の思考法』という本の中でも書きました)。

 ある講演会場の質問タイムで、真っ先に手を挙げてくれた経営者の方がいました。「あなたの話はよくわかった」と前置きしたうえで、こう話し始めたのです。

 「これまで社員を成長させるために多くの時間を割いてきました。しかし、つい先日、なかでも期待のエース社員が競合企業に引き抜かれてしまいました。成長できる環境は与えてきたはずのに、悔しくて、悔しくて……。私は一体どうしたら良かったのでしょうか」

 正直なところ、私は答えに窮してしまいました。当然、そのときは私も何か答えたはずですが、質問者の方が納得したような話ができたとは思えません。帰りの新幹線では大きく反省しました。

 そして、考えた末にようやくひとつの結論に到達することができました。

 結局は、社長自身が変化していないからだ、と。

1/3ページ

最終更新:12/3(火) 10:01
現代ビジネス

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事