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大橋巨泉未亡人とカナダ土産物店幹部の金銭トラブルに、巨泉実弟が反論

12/3(火) 8:00配信

デイリー新潮

巨泉の実弟が反論

「すると、“解雇理由は不透明なお金の使用があるからだ”という返答が先方の弁護士から寄せられました。しかし、前述した通り、そうした事実はなく、私への正当な退職金が支払われるべきだと思っています」

 山田氏は退職金に加え、保有株の買い取り、出店できなかった雑貨店の費用の賠償などを求めている。しかし、そうは問屋が卸さないようで、

「先方から、私が保有する株を借り入れと相殺した上、10万カナダドルで買い取るという打診もありました。ですが、株の評価額で考えると、こちらの希望とかけ離れているし、個人への支払いと会社の借り入れ金は別です。請求を拒否するのなら、カナダで裁判を起こすことも考えています。その場合、退職金20万カナダドルを含む、総額で1・5ミリオンカナダドル(約1億2300万円)の賠償請求になろうかと思います」

 なぜこのような多額の“請求書”が届く事態にまでこじれてしまったのか。寿々子氏に真意を聞くため、千葉の自宅に伺うと、

「大橋(巨泉)の弟の会社がありますので、そちら経由でお願いいたします」

 と言うのみ。

 巨泉の実弟は、OKギフトショップの日本代理店として、旅行代理店などへの営業を昨年末まで請け負っていた。その実弟は「今は関与できない立場」としながら、こう反論する。

「彼の会社は、私の兄に“商品開発のための会社を作る”と言って設立しました。兄は彼を信用したのです。しかし、商品開発は頓挫。現在はOKギフトが貸している50万カナダドル以上のお金が不良債権になりそうな状況で、OKの総資産も減少している。うちとの契約も冷淡に切り、無駄な経費を使っています。こんなことをやっていればクビになるのは仕方ないのでは。現在は色々と調査中だと思いますので、退職金などの話にはならないと思います」

 そう語った上で、「大橋家」の正当性を主張する。

「彼が急にOKの社長になった時も何の相談もなかったそうです。だとすれば、株主に対する裏切りでしょう。僕は、生前の兄に“万一の時は寿々子さんを社長に?”と聞きました。兄は“寿々子をシンボルに皆で頑張る。ただ、OKは若返らなければならないから、30年後、40年後を見据えることが大切。大橋家ではなく、一生懸命働いている者に任せていくべきだ”と言いました。死後、彼にその話を伝えたら反応が鈍かった。大切なのはOKと従業員たちです。その点でも現在の彼に任せられないということではないですか」

 どうやら「はらたいらに3千点」と大盤振る舞いするつもりはないようだ。

 再び山田氏が語る。

「私は巨泉さんと同じくらい長く寿々子さんともお付き合いをしてきました。今回のことで一方的に関係を絶たれてしまい、寂しい気持ちでいっぱいです」

 巨泉という芸名には、泉の如くアイデアが湧くように、という思いが込められているという。骨肉のトラブルを収めるアイデアはありやなしや。草葉の陰からの声は聞こえてこない。

「週刊新潮」2019年11月28日号 掲載

新潮社

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最終更新:12/3(火) 9:47
デイリー新潮

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