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『同期のサクラ』高畑充希は幸せになれるか? 『純と愛』のトラウマがよみがえる

12/3(火) 15:47配信

女子SPA!

 日本テレビ系『同期のサクラ』(水曜22時)が視聴率、満足度共に急上昇しています。

 この作品の魅力は、真面目で忖度できない主人公・サクラ(高畑充希)のまっすぐなキャラクター。彼女の言動は周囲を困惑させながらも、周囲の登場人物たちに気づきを与え、徐々に変化と幸せをもたらします。

 しかし、サクラはその忖度のない言動が原因で、希望する部署には行けず人事部預かりとなったり、左遷部署へ異動となったり、子会社へ出向となったり、など、必ず何かしらの代償を被っています。

「毎回泣いてしまう」「感動!」「今期No1のドラマ」……そんな視聴者の声がある一方で、どんなに真面目に頑張っていても報われず、むしろ夢から遠ざかり、そして最終的にはドラマ冒頭で描かれている謎の昏睡状態に陥るサクラの姿に、脚本・遊川和彦氏の過去作の“あの作品”を思い出すファンもいるようで……。

脚本は朝ドラ史上最大の問題作『純と愛』の遊川氏

 脚本家・遊川和彦氏は、『家政婦のミタ』(2011年)や『過保護のカホコ』(2017年)などが話題を呼んだ、言わずと知れたヒットメーカーです。どこか浮世離れしたキャラクターやコミカルな登場人物を中心に据えながらも、現代社会を鋭い切り口でえぐり取るリアリズムに満ちた作風に、根強い固定ファンがいます。

 しかし、その一方で『幸福の王子』(2003年)『純と愛』(2012―2013年)『〇〇妻(まるまるづま)』(2015年)など、展開や最終回が物議をかもしたものも多数あります。ハッピーエンドで終わったものの、恋人がメリーゴーランドでの壮絶な死を遂げた『十年愛』(1992年)もそのひとつでしょう。

 なかでも『純と愛』は主人公への仕打ちが不幸すぎると話題になりました。

『純と愛』は夏菜演じる主人公・純が、夢のホテルを作るために奮闘するストーリーでしたが、リストラや火事、母親の認知症や父親の水死、兄弟のトラブル、最愛の夫の病気など、数えきれないくらいの不幸が主人公を襲い、結局病床の夫は昏睡状態で目を覚まさぬままラストを迎えました。

 まさに不幸エピソードだけで物語が構成されていたと言っても過言ではありません。爽やかで元気が出るようなストーリーが多い、NHK朝の連続テレビ小説らしからぬ展開は、いまでもなお問題作として語り継がれています。

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最終更新:12/3(火) 15:47
女子SPA!

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