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居酒屋経営で借金500万円を背負った男。結婚を約束した彼女にも逃げられ…

2019/12/3(火) 15:55配信

週刊SPA!

 ほかの業種に比べると、新規参入が容易な飲食ビジネス。だが、流行り廃りの激しい業界で「開業から10年経って生き残っている店は1割」とも言われているほどだ。

 日本政策金融公庫が2016年に発表した『新規開業パネル調査』の結果を見ると、2011年に開業した「飲食店・宿泊業」のうち、18.9%が廃業。これは「情報通信業」の15.8%、「小売業」の14.5%を上回り、事業継続がもっとも大変な業界ということを意味する。

■2011年に開業した各業種の2015年末時点での廃業率
1位 飲食店・宿泊業 18.9%
2位 情報通信業 15.8%
3位 小売業 14.5%
4位 教育・学習支援業 12.5%
5位 卸売業 11.5%
6位 運輸業 10.1%
7位 その他 8.3%
8位 建設業 6.6%
9位 個人向けサービス業 6.1%
10位 事業所向けサービス業 6.0%
11位 医療・福祉 5.5%
12位 製造業 5.0%
13位 不動産業 4.3%
※日本金融公庫『新規開業パネル調査』より

 また、少し古いデータだが、総務省『事業所・企業統計調査(平成18年)』では、居酒屋を含む「酒場・ビヤホール」の5年以内の廃業率は39.8%。こうしたデータからも10年以内に9割の店が消えているというのもあながちウソではないようだ。

29歳で居酒屋をオープンさせるも…

「ウチの居酒屋は、最初の5年間は私の意地もあって続けていましたが売り上げが全然伸びず、開業から6年半で店を閉めました」

 そう話すのは、元居酒屋オーナーの田代亮さん(仮名・39歳)。21歳のときに飲食チェーンではアルバイトを始め、そのまま正社員に。10代のころから「将来は自分の店を持ちたい!」と思っていたそうで、目標を叶えるためのステップだったとか。

 30歳までには独立すると決めていたそうで、実際に29歳のときに会社を退職。自分のお店をオープンさせる。

 ちなみにお店があったのは、神奈川県内の某駅から歩いて7分ほどの場所。最初はお客もそこそこ入っていたそうだが、2年目3年目と年を追うごとに売り上げは落ちていったという。

「同じエリアで、より駅に近い場所に安さを売りにするチェーン系の居酒屋が次々と進出してきたんです。そういうお店が比較的少ない地域を探して出店したのですが、これは大きな誤算でした。ウチは個人店舗なので大量仕入れで価格を抑えることもできず、廃業前の2年なんて週末以外はほぼ開店休業の状態。苦し紛れにランチ営業を始めましたが、それもパッとしませんでした」

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最終更新:2019/12/3(火) 15:55
週刊SPA!

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