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100歳までの家計をキャッシュフロー表でチェック|人生100年時代のライフプランニングの考え方

2019/12/4(水) 6:03配信

サライ.jp

自分や家族のライフプランの実現に向け、将来のお金の動きを数字で確認していくためのツールがキャッシュフロー表です。ここでは書き方のポイントを紹介します。

将来の家計を予測して問題ないかを確かめよう

キャッシュフロー表には、現在から将来に向けての毎年の世帯収入と支出、各年に予想されるイベントとその費用や予算も記入していきます。それによって、漠然としていた先々の家計の状態を数字で把握することができ、将来にわたる貯蓄残高の動きをチェックすることができます。

子どもが大学を卒業する、住宅ローンが終わるといった年は、家計の収支は大きく変わります。先々には退職金や保険の満期などで大きな収入が見込める年もあれば、自宅のリフォームや車の買い替えなど、大きな支出が予想される年もあるでしょう。それらをできるだけ漏らさず書き込むことで、より正確に将来の家計収支や貯蓄の推移がイメージできます。リタイア後の収入やイベントは、今後変わる可能性もありますが、まずは現時点で考えているライフプランに合わせて書き込みましょう。そのうえで思った以上に赤字が続く、貯蓄の減り方が早いとわかれば、どこを見直せばいいかを考えることができます。収入を増やす、生活費を削減する、イベントの時期や予算を見直すといったことで、実現しやすいライフプランに近づけることができます。

キャッシュフロー表はこうして記入する

下の書き方(見本)をみながら、現在の自分の年齢をスタートにして、100歳までの家計収支の動きをキャッシュフロー表に書き出してみましょう。

1)年齢は途中から5歳刻みで記入
現在50代前半の人は、60歳までは1年ずつ記入し、それ以降は65歳、70歳、75歳と、5歳刻みで記入すると100歳まで書き込めます。50代後半の人は65歳まで1年ずつ、65歳から5歳刻みで書き込みましょう。夫婦の年齢の下には子どもの年齢を。子どもがいないご家庭やシングルの人は、親やきょうだいの年齢を書き込むといいでしょう。

2)ライフイベントは予定も含めて記入
子どもの学校の入学・卒業、夫や妻の定年など、数年後に決まっている出来事はもちろんのこと、海外旅行や車の買い替え・家のリフォームなど、“リタイア後のイベントにかかるお金を知る”で書き出したイベントなどを書き込みましょう。それらのイベントに伴う収入は「その他の収入」に記入します。逆に、イベントにかかる費用や大まかな予算は、下の段の「一時的な支出」に忘れずに記入することが重要です。この収入・支出が貯蓄残高の推移に大きく影響することが多いからです。

3)夫・妻の収入は将来の年金も含めて
収入の欄は夫と妻に分けて手取り額で記入し、その他の収入もあればすべて合計して、その年の「収入合計」に書き込みます。年金の受給開始年齢からは、“あなたはどんな公的年金を受け取れる?”で書き出した年金の受取額(見込額)を記入します。年金と勤労収入の両方ある年は、夫婦それぞれ合計して書き込みます。

4)生活費などの支出は実績と予想額で
支出は、現在の家計をもとにした年間支出で書き込みます。数年先までを予想し、リタイア後の生活費は“リタイア後の暮らしをイメージ”で見積もった予想額で記入します。住宅ローンの完済後は、住居関連費は固定資産税や管理費など。車両費も車を所有している期間までで、手放した後はゼロに。教育・学び費は子どもの学校関連費のほか、夫婦の学び直し費用も予算を考えて記入。その他の支出には交際費やレジャー費、被服費などを見積もりましょう。

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最終更新:2019/12/4(水) 6:03
サライ.jp

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