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1970年代に活躍したレーサーが自ら作った究極のレーサーレプリカに試乗! 「ゴディエジュヌー・パフォーマンスレプリカ1135R」

2019/12/4(水) 17:39配信

モーサイ

カワサキZ1000Jをベースに、世界耐久チャンピオンマシンのレプリカとして誕生したゴディエジュヌー・パフォーマンスレプリカ1135R。

【画像ギャラリー】ゴディエジュヌー・パフォーマンスレプリカ1135R

カワサキ・Z1000Jをベースに作り上げられた生粋のレーサーレプリカは、レーシーなシルエットからスパルタンな乗り味が想像されるが、実際のところはどうだったのだろうか?

 解説編、チャンピオンマシンとの比較編に続き、1984年新車時当時の試乗レポートを紹介する。

Z1000Jに比べるとハードだが、意外と乗りやすい部分も

 エンジンを始動すると、低回転からでも、このマシンが並みのスポーツバイクでないことがわかるような、力感のある排気音が聞かれる。回転を上げてみると、やはりかなりの音量がある。音質はいいのだが、街中での信号グランプリは遠慮すべきだろう。

 ギヤを1速へ入れて、クラッチをゆっくりつなぐ。やはり排気量が大きいためか、スムーズというよりも、やや手荒い感じでドッと飛び出す。1速ギヤのままゆっくり走ってみる。サスペンションの堅さや、一発一発の爆発圧力が強いエンジンと相まって、全体にハードな感触であった。

 ハンドルの切れ角は、この種のクリップオンハンドルのスペシャルバイクとしては深いほうで、Uターンにもさして苦労はしない。ただハンドルをいっぱいに切ると、カウリングのフチに手が触れる。ハンドル角度を調整すれば改善されるはずだが、さほど気にはならないので、このまま走ることにした。

2速フル加速で、頭から血の気がひくような感覚

 ちょっとエンジン回転を上げてみる。2000回転あたりまではゴツゴツした感じで回っていたエンジンは、回転が上がるにつれスムーズになり、同時に加速力が強まっていく。
 パワーの立ち上がり方は、とてもなめらかである。といっても、それは段つきがないという意味であって、その立ち上がり方は、急角度で直線的である。2速ギヤでフル加速すると、5000~6000回転あたりで、すでに頭から血の気が引くような感覚になる。

 それでも落ち着いて乗っていられるのは、やや堅目にセッティングされたサスペンションと、ゆるい前傾姿勢を強制するライディングポジションのおかげだろう。
 一般のオンロードバイクに比べれば、乗り心地としては決してよくないのだが、常に自分の足で地面を踏みしめるような、ダイレクトな接地感がある。
 
 ライディングポジションは、ノーマルのZ1000Jに比べて、ハンドルがやや前方で低く、シートもやや低くなっている程度で、ステップ位置は同じ。それで違和感はなく、余裕さえある。街中の混雑した所を走れば、手首が疲れるかもしれないが、ガマンできる範囲だろうと思う。

 ハンドリングにクセはない。16インチホイールを使った車のような軽快さとは違って、ほどよい粘りと落ち着きがある。低速コーナーでも倒れ込む感じはないから、ハンドルにあまり力を入れる必要もない。こうした特性は、やはり18インチホイールによるところが大であろう。

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最終更新:2019/12/4(水) 17:42
モーサイ

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