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【懲役5年求刑】ホスト血まみれ“新宿心中”「両手で包丁を握り、垂直に刺しました」被告はタバコを吸い、横たわる男にキスをした

2019/12/4(水) 11:18配信

文春オンライン

 12月3日、東京地裁で開かれたガールズバーの元店長・高岡由佳被告(21)の初公判。高岡被告は5月、東京・新宿区のマンションでホスト男性の腹部を刃物で刺し、殺人未遂の罪に問われている。

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 黒のスーツに丸メガネ姿で出廷した高岡被告は、被告人質問で、被害者の琉月(るな)さん(20)のホストの“魔力”に魅了されたことを告白。ガールズバーを辞めデリヘルやパパ活などで稼いだお金を琉月さんに貢いだことや、事件現場となった新宿区内のマンションに引っ越しした経緯などを語った。

歌舞伎町のラブホに行ったと聞いて口論に

「被害者はスウェットパーカー姿で大きなピアスをつけて出廷し、まったく緊張感が感じられなかった。弁護人から繰り返し質問されるなかで、被害者なのに“女性を騙したホスト”としての印象が残ってしまった」(司法担当記者)

 高岡被告が、幸せを夢見た新宿の新生活は引っ越し2日目の5月21日、早くも目論見が崩れることになった。

「(琉月さんが)歌舞伎町のラブホに行ったと友人から聞いて、口論になった。彼はホテルに行ったことを認めたが、(性行為は)していないと言っていた。すごく辛かったけど『今後は女性といるときは伝えてほしい』でまとまりました」(高岡被告)

 翌22日、高岡被告はデリバリーヘルスの仕事を翌23日の朝まで勤めた後、ドン・キホーテで包丁を購入。家に戻るとガールズバーの友人に電話をかけ、琉月さんについて相談をしたという。

〈彼の言うことが嘘だとしても殺してしまえば本当になる〉

「『我慢するしかない』と言われた。その後、(琉月さんに)早く家に帰ってきてほしいことを伝えたが、お店に来た女の子に『営業直し(お客さんの店へ飲みに行く)に行くから遅くなる』と言われ、そのときは死にたいと思い、携帯でメモを作成しました。彼を殺して自分も死のうと思った。彼を殺すしかないと思いました」(高岡被告)

 殺害を決意したメモを検察官は早口で読み上げた。

〈お母さん、お父さん、○○さん、××さんごめんなさい。私に関わってくれた皆さんごめんなさい。昔から虚言癖が酷くて、虚言癖があった私は悲劇のヒロインになりたくて(略)親不孝な娘でごめんなさい。バカな娘でごめんなさい。虚言癖で嘘か本当かわからなくなって、大好きな人ができて どうしたら私以外を見なくなるのか殺せばいいとおもいました。彼のいうことが嘘だとしても殺してしまえば本当になる。琉月くんとしてではなくて、○○くん(琉月さんの本名)を愛している。心の底からどうしようもないほど愛している。お金としてしかみられていないのが辛い。嘘の言葉しかくれなかった、けれど死ねば本当になる(略)〉

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最終更新:2019/12/4(水) 12:03
文春オンライン

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