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金融・証券用語を学ぶ…「相場環境」を指す3つの表現を解説

2019/12/4(水) 7:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

金融相場は景気が悪くても、金融緩和で株高となりやすい状況、循環的な動きに着目した表現

最後に、金融相場とは、景気や企業業績が悪い状況でも、金融緩和によって国債利回りなどが低下し、株式の相対的な魅力が高まって、株価が上昇する相場のことをいいます。金融相場は、景気後退の終盤から景気回復の序盤にかけてみられることが多く、景気や企業業績が本格的に回復するにつれて、金融相場は業績相場へ移行し、株価の持続的な上昇が期待されます。つまり、金融相場は「循環的な動き」に着目した表現といえます。

足元では、民間金融機関が巨額の余剰資金を抱えており、主要国・地域で金融緩和が行われ、世界的に景気回復や業績回復がまだ明確に確認されていないなか、株価指数は総じて堅調に推移しています(図表2)。したがって、現在の相場環境は、「流動性相場」における「金融相場」であり、同時に「適温相場」と「業績相場」の形成期待が高まっている状況と考えることができます。

  ※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『金融・証券用語を学ぶ…「相場環境」を指す3つの表現を解説』を参照)。

(2019年12月2日)

市川雅浩

三井住友DSアセットマネジメント シニアストラテジスト

市川 雅浩,三井住友DSアセットマネジメント株式会社 調査部

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最終更新:2019/12/4(水) 7:00
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