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中川翔子インタビュー「もしかしたら5年どころか人生丸ごと詰まっているかもしれない」

2019/12/4(水) 11:55配信

Rolling Stone Japan

中川翔子が、12月4日(水)に約5年ぶりの新アルバム『RGB ~True Color~』を発売する。この5年間で携わってきた多数のタイアップ曲に加え、YouTuberスカイピースとのコラボ曲や、中川の父が残した歌詞を用いて作詞した楽曲も収録される。アルバムについて、そして彼女のこれからについて話を聞いた。

約5年ぶりのアルバム『RGB ~True Color~』発売

─『RGB ~True Color~』は5年ぶりのアルバムとなりますが、中川さんにとってこの5年間はどんな期間になりましたか?

5年間というと、日々の感覚も変わる長い時間ですよね。シングル『blue moon』を3年半ぶりにリリースした時も、すごい怖かったんです。ずっと歌を大事にしたいと思いつつ、続けて出すことが難しくて一度止まっちゃったのが悔しかった。でも、ずっと諦めたくはないなと思っていました。30代からは舞台に挑戦したり、NHKの令和特番に出たり、お仕事の幅が広がって。その分、歌から遠ざかってしまっているんじゃないかと悩みました。でも、久しぶりのシングルリリースの時に、久しぶりの方、初めましての方、沢山の子どもたちと親子連れの方が来てくれて。「しょこたんのコンサートで出会って子どもが産まれてこんなに大きくなったよ」って連れてきてくれた方もいたし、子どもたちがラプンツェル好きとか、ポケんち(中川が出演するテレビ番組『ポケモンの家あつまる?』)好き! とか言ってくれて。むしろ新しい世界に繋がっていたんだと思うと、音楽活動をしたいと言う気持ちから遠回りはしたのかもしれないんですけど、今までやってきた事全てに意味があったと思えて、すごく感慨深かったんです。

今年が一番、「生きていてよかった」と思えた年だった

―そこから今回のアルバム発売に至った経緯を教えていただいてもよろしいでしょうか?

待っていてくれた方と新しく出会ってくれた方たちの想いが未来を動かしてくれたんだと思います。今年はポケモンの映画の主題歌「風といっしょに」とアニメのエンディング「タイプ:ワイルド」を歌えて、日本全国色々なところにリリースイベントで行かせていただいたんですね。今まで行ったことがないようなところでもたくさんの方が待っていてくれて。今年が一番、「生きていてよかった」と思えた年だった。年内にアルバムも出せることがこの夏に決まって。だから本当に集大成感のある今年、5年間の汗と涙と出会いと別れの全てを詰め込もうと思ってできたアルバムですね。

―そんな様々な活動をされてきた中川さんの5年間が詰まっている本作ですが、それぞれ色の異なる3形態でアルバムが発売されますね。

歌っている時も、ラジオの時も、声優の時も、全部無理しない素の自分の延長なんです。自分にもいろんな色があるけれど、振り返った時に全部意味があったんだなと。それで今回は、光の三原色で好きな色が作れるというテーマにしました。ポケモン感もありますよね(笑)。始めてジャケットを自分で描いたんです。過去にも向き合って、今まで黒歴史だと思い込んでいた時間すらも、意味を持って未来を助けてくれてると感じました。もしかしたら、この5年どころか人生丸ごと詰まっているかもしれないですね。

―ジャケットにも様々なモチーフが用いられています。

先日まで流れていたポケモンの「タイプ:ワイルド」って言う曲は、21年前の楽曲をヒャダインさんがアレンジしてくれた曲で。TVアニメで放送されてすぐに子どもたちが歌えるようになっているんですけど、子どもって本当にすごいですよね。大人とは時間軸も吸収力も違う。先日もイベントで大阪のある街に初めて行ったんですけど、イベントが始まる前から、子どもたちが早口で難しい「タイプ:ワイルド」を完璧に覚えて合唱していて。本当に幸せだなって感じました。未来の地球を回す今の子どもたちを笑顔にしたい。それが大人になってからの一番の夢なので。ジャケットの絵も最初はただの草原だったんですけど、昔を思い返すと自分にとって宝石だと思えるものが一杯あって。そんな思い出こそ、いつか輝く宝石になると思うと、イベントで出会った子どもたちの思い出になってくれたらいいなと言う思いを込めて、こういう絵になりました。

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最終更新:2019/12/4(水) 11:55
Rolling Stone Japan

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