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電通時代に学んだ「したたかな交渉術」31歳“ベンチャー・パン屋さん”が語る

2019/12/4(水) 8:47配信

bizSPA!フレッシュ

わずか1年で事業から撤退。次の仕事を考える

――そのベンチャー企業ではどのような仕事をされたのでしょうか?

矢野:出版社さんに常駐して、その出版社さんの教育事業を一緒に立ち上げるということをやっていました。具体的には理系の女性を増やす事業です。理系科目が好きな学生は楽しんで勉強していると思いますが、苦手な人に理系科目の面白さをどう伝えるかということに注力しました。

 どうしても数学や物理はなどの科目は、「生活に必要なの?」「何のためにやるの?」と思ってしまいがちなので、ここで挫折してしまう学生にどう必要性や面白さを伝えるかというところを工夫しました。ただ、この教育事業から結果的に撤退ということになり、丸1年で終わってしまいました。

――そうなんですね。でも、そこから起業する前にもう1社経験されているんですよね。

矢野:次の仕事を考えていたときに、地元の群馬県のNPOから声が掛かったんです。もともと働きたかったNPOでもあり、関心のある領域でしたので、2年弱ほど所属しました。そしてこの時に食べたパンに感動したのが、今の事業のきっかけでした。

 このNPOの業務内容では、地場や中小企業の2代目社長さんとベンチャー企業さんをつないだりしていました。そこで僕は、主にママさん支援以外のところを担当し、コンサルティングや案内などをやり、この時にさらに地方創生への関心が高まったのです。

<取材・文・撮影/重野真>

bizSPA!フレッシュ 編集部

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最終更新:2019/12/4(水) 8:47
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