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就職面接なぜかみ合わない 採用担当と学生本音トーク

2019/12/5(木) 7:47配信

NIKKEI STYLE

就職活動の経験者なら思ったことがあるかもしれない。就活って化かし合いだな、と。お互い目に見えない仮面をかぶった会話に終始し、企業の採用担当者が本当はどう思っていたのか最後までわからなかったなんてことも少なくない。いったい本音はどうなのか。匿名による採用担当者らの「覆面座談会」で、就活生の素朴な疑問について語り合う。
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2019年秋、東京都内で開いた座談会。前半のテーマは「就活の軸」だ。近年の就職面接などで企業側が学生に投げかけるキーワードのひとつだが、なかなかかみ合わないやりとりを生む曖昧な言葉となっている。就活生が重点的に回る業界なのか、それとも志望先に強く求める雇用条件なのか、あるいは社会人になる心構えか……。いったい採用担当者はどんな意図で聞いているのだろうか。
【出席者】Aさん 電機系ベンチャーのアラフォー女性。転職組だが以前の会社から通算して15年の人事経験がある。Bさん エンターテインメント会社の30代男性。企画部門を経て人事に異動し、採用を4年間担当。Cさん 民間金融機関の30代男性。営業を経て人事部門に10年在籍。そのうち採用担当は1年。Dさん 交通系企業の40代男性。営業などを経て人事部門で採用を10年担当してきたベテラン。Eさん 素材メーカーの40代男性。広報・IRなどを経て人事部門を10年経験。採用担当は4年。Fさん Eさんと同じ素材メーカーの40代男性。営業などを経て人事部門に13年。採用は3年担当。学生1 私大経済学部4年の女性。人事コンサルに内定。学生2 私大法学部4年の男性。金融大手に内定。学生3 私大理工系大学院修士課程2年の男性。通信大手に内定。司会はU22編集長の安田亜紀代。
――今回のテーマを決めたきっかけは「『就活の軸』って結局よくわからなかった」という学生のひと言でした。就活の現場ではどんなふうに使われる言葉かな。

学生1

 私は多くのインターンに参加したのですが、人事部門の方に「就活の軸は?」とよく聞かれました。就活を通して自分が目指しているものと受け止めて必死に言語化したのですが、それが聞かれていた軸なのか、就活が終わった今も疑問に思っています。

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最終更新:2019/12/5(木) 7:47
NIKKEI STYLE

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