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LCCが必ず安い訳じゃない! 達人に聞く損しない航空券購入テク

2019/12/5(木) 11:02配信

FRIDAY

LCCは、買うタイミングによってはかえって割高になる!

飛行機代は高い、という常識を覆したLCC(格安航空会社)。「空飛ぶ高速バス」といったキャッチフレーズや、「1円セール」などのキャンペーンも続々登場し、日本の旅行業界に衝撃を与えたのは未だ記憶に新しい。

【写真ルポ】LCCがお得なケース、NGなパターンを考える

現在も、ANAやJALなどよりお得なイメージがあるLCC。しかし、航空券を購入するタイミング、旅行の時期によっては、大手航空会社(フルサービスキャリア、以下FSC)よりも“割高”となってしまう場合がけっこうあるのだ。

LCCでお得に購入するテクニック、逆に、LCCで航空券を買う時のNGなパターン、FSCを選んだほうが良いケースなども合わせ、年間通して国内外を数多く飛ぶ旅の達人が、航空券を賢く購入するためのノウハウを伝授する。

◆国内LCCは4社、セール運賃を購入できれば本当にお得

LCC(ローコストキャリア)は、格安航空会社と呼ばれる通り、気軽な料金で飛行機に乗ることができることから、一気に有名になった。日本では、2012年3月にピーチ・アビエーション(Peach)が国内初の本格LCCとしてデビューし、現在では、ジェットスター・ジャパン、SPRING JAPAN(春秋航空日本)、エアアジア・ジャパンの4社が国内線および国際線を運航する。

筆者も、国内外で地元大阪が本拠地のPeachをはじめ、これまで数多くLCCを利用してきた。

LCCでお得に航空券を購入するには、まずは「セール」をチェックすること。不定期で実施される「〇周年」「〇〇線就航記念」などだ。LCC各社のメールマガジンに登録しておくとセール商品発売前に情報が届く、SNS公式アカウントをフォローしておくのもおすすめ。

だが、よくニュース等で話題になる「1路線数百円」という激安運賃のセールは通常、発売直後に売り切れる。パソコンの前に座って発売開始と同時に申し込むぐらいでないと買えないうえ、公式サイトにアクセスが集中してサーバーダウンすることも。筆者も、何度も挑戦しては最後の決済画面でのエラーに泣きを見てきた。逆に狙い目は、1980円、2980円といったセール運賃。超激安運賃に慣れている利用者からすると、あまり安いと感じないせいなのか、路線や出発時間帯によってはずっと販売されていることがある。

一度、Peachで大阪(関西)から仙台へ、1480円のセール運賃で飛んだことがある。1時間強のフライトで満席だったが、定時運航でなにも問題もなかった。諸税や手数料を含めても、総額は2000円台。大阪から沖縄(那覇)までジェットスターで2980円だったということもある。こんな時は、「日本でもLCCが飛ぶようになって本当に良かった」と実感する。

◆日本でLCCが年々浸透、大手航空会社との価格競争に

日本にLCCが登場した当初は、規則も緩やかで、各社とも“手探り”の状態というのが、乗客の立場からも感じることも多かった。しかし最近は、不採算路線は徐々に運休や減便になったり、主要空港に「LCC専用ターミナル」が開業したり、手荷物のルールも厳格化されたりするなど、コスト重視というLCCらしさが徐々に顕著となってきた。

そんなちょっとした不便さも、運賃が安ければ、まだ納得がいく。だが実際は、LCCなのにFSCよりちょっと安いだけ、場合に寄ってはほぼ同額の運賃ということがある。同じ航空券代を払うのなら、手荷物ルールが緩くて座席が広いFSCを選ぶのが賢明だ。

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最終更新:2019/12/5(木) 11:02
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