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時間と心の余裕を生む!ドイツの食事「カルテスエッセン」を日本でも実践してみない?

2019/12/5(木) 20:01配信

ライフハッカー[日本版]

最近は、ドイツ人の働き方に注目が集まっています。

これは、ほとんど残業はしない企業風土(そもそも法律で厳格に規制されている)、長時間労働はしないのに高い生産性、国全体として経済が好調といった点が、日本人を惹きつけるからでしょう。

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昔から、日本人とドイツ人は「真面目」「勤勉」といった共通する気質があるといわれてきました。ですが、実はさまざまな相違点もあり、働き方はその1つにすぎません。

ドイツ人の働き方は?

食生活の考え方も異なるドイツ人

ドイツ人は、食生活に対する考え方も、日本人と大きく違います。そして、そこには日本人が生活の質や精神的な豊かさを向上させるヒントが隠されています。

そう指摘するのは、書籍『食事作りに手間暇かけないドイツ人、手料理神話にこだわり続ける日本人』(ダイヤモンド社)を著した、東京理科大学の今村武教授です。

本書の副題が「共働き家庭に豊かな時間とゆとりをもたらすドイツ流食卓術」とあるとおり、夫婦共働きで仕事も家事もこなす人たちに役立つ秘訣がこめられています。

はたしてそれは、どういったものでしょうか。かいつまんで、紹介しましょう。

ドイツの家庭は「冷たい食事」が当たり前

ドイツも日本と同じく、1日3食が基本。

ただ、昼食が正餐(せいさん)で、朝食と夕食は軽めのものが中心です。これは、学校・企業の始業時間が日本より早いため、朝は慌ただしく、夜は就寝が早くてあまり食べる必要がないから。

そして、大きな特徴が、煮炊きするなど手間のかかる食事が少ないこと。今村教授は、ドイツではどこの家庭でも「カルテスエッセン」=「冷たい食事」が普通だと述べます。

私がこれまでにドイツ人家庭で見た夕食カルテスエッセンは、ざっくりいってしまうと、パンとバターがあれば準備完了。

家庭によってはそれにプラスしてハムやチーズ、サラダなどをボウルや大皿、カッティングボードの上にのせて用意します。

そして各自がパンを取ってバターを塗り、好みでハムやチーズ、野菜など好き勝手に取り、パンにのせて食べたりするのです。(本書41~42pより)

日本人の感覚からすれば、これは「料理」というより、お店で買ってきたものを切って並べただけ。

今村教授も、ドイツに留学した若い頃はたいそう驚き、ホストファミリーに「私は歓迎されていないのか」と意気消沈したそうです。

ですが、ドイツ人にはカルテスエッセンこそ、通常の食事。それなりに手のこんだ食事をとるとすれば、正餐となる昼食の時くらいで、それも毎日ではありません。

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最終更新:2019/12/5(木) 20:01
ライフハッカー[日本版]

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