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「ラグビーWC」から学ぶ!「オリパラ」で訪日ゲストの消費を喚起する方法

2019/12/5(木) 5:00配信

商業界オンライン

  ラグビーワールドカップ(以下RWC)で最も話題だったのは「にわかファン急増」。RWCやオリンピック・パラリンピック(以下オリパラ)は、いわば「世界レベルの祭」だが、祭大国の日本人には「踊らにゃ損々DNA」が流れているらしい。開会前の盛り上がりのなさなんてどこ吹く風。いざ大会が始まれば、日本に大挙して訪れた40万人のラグビーファンはもちろんのこと、日本人も踊りまくった6週間だっただろう。

 さて、来年に迫ったオリパラだが、期間中にはRWC同様の事象と、RWCとは全く違った事象が起こることが予想されている。

店舗の集客には国旗や歓迎メッセージ!

RWCの時に国旗でゲストを歓迎する大分市内のショッピングセンター 大分市内で配られた手書きメッセージカード RWC観戦前後にファンを集客できた店は、入り口に参加国の国旗など「ウェルカム」な看板を掲げた「観戦を楽しめる」楽しい祭りの雰囲気を醸し出した店だった。試合で盛り上がり、テンションが上がった外国人ファンはそのまま街へ繰り出し、何が食べたいと吟味するのではなく、入り口で自分たちを歓迎してくれて勝利を祝うにふさわしいと感じた店を選んで入店した。

 その一方で、それ以外の店は全く恩恵を受けることがなかった。歓迎の気持ちをどう表すかで、スポーツイベント観戦客の入りが違ってくることが今回のRWCで明確に証明されたわけだ。

 大分県では地元の小中学生の手書きウェルカムカードが話題となったが、これは地域を挙げてRWC来場者を歓迎し、空港や観光案内所で歓迎の気持ちをカードで表したものだ。

『Welcome to 大分、ラグビーの観戦をして盛り上がった後は、おいしい刺身とから揚げでゆっくりと別府の温泉を楽しんでください』『これは大分の高崎山です、猿がたくさん見られます。どうぞ楽しんでください。This is Mt.Takasaki』 

 日本語と英語で書いてあるこうしたカードを受け取った人はみな、笑顔だ。大分を好きになり、また来たいと思い、訪ねることだろう。

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最終更新:2019/12/5(木) 5:00
商業界オンライン

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