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ヤマハ初代セロー225は、こんなバイクだった「本当のトレール車の実力を見た」

2019/12/5(木) 18:01配信

WEBヤングマシン

原点に戻って造られた、トレール・ランをエンジョイするバイク

セローのファイナルエディションが発売される。ロングセラーが生産終了となるのだ。これを機に、初めて登場したときのセローはどのように受け止められたのか、振り返ってみたい。ヤングマシン1985年9月号より「NEW MODEL IMPRESSION」の復刻記事をお届けする。

【セロー250ファイナルエディションの写真を見る】

NEW MODEL IMPRESSION[1985年9月号]トレールコース&一般道でテスト

これがそう、これが本物のトレール・バイクなのだ。ヤマハから発売されたセロー225は、トレール・バイクの原点にもどって造られた、トレール・ランをエンジョイするバイク。トライアル走行でもなんでもOKだ。

操縦性能「TY250よりも登坂力があるぞ、これがトレールだ」

なんだこれは、トライアル車ではないし、トレール車としても変だ、と本当のトレール車を知らないライダー達は、きっとそう思うに違いない。ところがこれこそ、本来トレール車としてあるべきスタイルなのだ。今のトレール車は、あまりにもモトクロッサー・レプリカになりすぎてしまったため、トレールとしての機能がなくなって、林道カッ飛びバイクと化してしまっていた。

そこに登場したのが、新しい(ちっとも新しくないが)考え方をして造られたセロー225というわけで、どこでも走ってしまう、万能バイクである。

トライアル車とトレール車のいい所を合わせ持つセローは、1速ギヤを使えば、トライアル的な走行も、ほとんどストレスなしに行なえるし、少し後退したフットレストに立ち上がることにより、リヤタイヤのトラクションをバッチリ上げることも可能だ。もちろん、エンジンの出力特性も、低速から高速までトルクフルで、かつ強力に回ってくれるから、ある意味ではトライアル車のエンジンより扱いやすい。

【ヤングマシン1985年9月号。各写真の説明には「フラマスのあるエンジンを採用。」「メーター回りも小型でシンプル」「リヤクッションは、リンク式モノクロスで、ダンパーは5段アジャスト付き。」「セミオート・デコンプは、ガスを飲み過ぎた時など、悪条件の時使用」などとある。フラマスとはフライホイールマスのことだ】

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最終更新:2019/12/5(木) 22:25
WEBヤングマシン

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