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スマイルスポーツ・アスリートインタビュー 野口啓代(スポーツクライミング) 「最後の大会は優勝して終わりたい」

2019/12/5(木) 20:34配信

ベースボール・マガジン社WEB

東京2020オリンピックで新種目として採用されるスポーツクライミングで、長きにわたって第一線で活躍してきた野口啓代選手。2019年の世界選手権では、複合で銀メダルを獲得し、オリンピックへの切符をつかんだ。東京2020オリンピックを最後に引退を公言している野口選手が、集大成となる大会への思いをスポーツ情報マガジン「スマイルスポーツVol.80」で語ってくれた。
※取材は2019年10月31日に行いました

――2016年に東京2020オリンピックの種目に決まったときの気持ちを教えてもらえますか?

「もちろんすごく嬉しかったのですが、2015 年に招致活動をしていたときに、私は初めてケガをしてしまい、体も心も競技を続けることにすごく不安な状態でした。東京2020オリンピックの種目にスポーツクライミングが決定して嬉しい反面、まだ4年も先の話でしたし、
自分はクライミングを続けるかどうかを迷っていました」

――迷っていた状態から、東京2020オリンピックを目指そうと気持ちが切り替わったのは、何かきっかけがあったのですか?

「東京開催に決まった時点で出たいという気持ちはあったと思います。ただそれ以上に、そこまでモチベーションが続くか、ケガがいつ治るかという不安もありました。当時27歳で、東京2020オリンピックを迎えるときは31歳。年齢的にもパフォーマンスを維持・向上することのイメージができていませんでした。期待よりも心配のほうが大きかったのですが、やはり東京で行われるオリンピックに出たいという気持ちが強くなっていきました」

――東京2020オリンピックでは、スポーツクライミングを観る側はどんなところに注目して見たらよいかアドバイスをお願いします。

「オリンピックの場合は3種目の順位の掛け算で結果が出ます。全部の種目が強ければ一番良いのですが、選手一人ひとり得意な種目も違うので、それによって計画も変わってきます。スピード、ボルダリングで先行逃げ切りを考える選手もいれば、ボルダリングで良い順位をとってリードで巻き返そうと考えている選手もいますし、どれも1位をとるのは難しいけど全ての種目で3位以内を狙うという選手もいます」

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最終更新:2019/12/5(木) 20:40
ベースボール・マガジン社WEB

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