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プレイステーション4のアニメMVに剽窃疑惑 クリエイターの指摘で発覚

2019/12/5(木) 14:04配信

KAI-YOU.net

発売予定のPlayStation 4用ソフトや発売中の最新作から、注目タイトルを紹介するMV「PS4 Lineup Music Video」。

【画像】問題となった映像

7月に第1弾が公開されその完成度が大きな話題になったが、11月29日に公開された第2弾「『夢の中へ』Winter Mix ft.たなか(前職:ぼくのりりっくのぼうよみ)」のアニメMVに、他作品からのトレース疑惑が浮上した。

クリエイターらの指摘後、非公開となった「夢の中へ」MV第2弾

事の発端はクリエイターからの指摘だった。

アメリカのアニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」で『OK K.O.! めざせヒーロー』などに携わるクリエイター・ianjqさんをはじめ、海外のアニメーターらがTwitterで映像のトレース疑惑について指摘。

続いて、国内外のアニメ情報などを発信するフランスのWebサイト「Catsuka」が比較映像を作成しツイート。

『Steven Universe: The Movie』(スティーブン・ユニバース)や『FLCL』(フリクリ)など複数の作品に酷似していることを示した比較映像が拡散され、事態が一気に周知された。

なお現在、該当映像は非公開となっているほか、この映像を紹介するプレイステーション公式ブログのページも削除されている。

第1弾は500万回再生を記録した「PS4 Lineup Music Video」

様々なゲームタイトルと音楽、オリジナルアニメーションがリンクした映像が人気となった「PS4 Lineup Music Video」。

井上陽水さんの名曲「夢の中へ」をオリジナル新楽曲とマッシュアップした作品で、7月に公開された第1弾「『夢の中へ』ft. suis from ヨルシカ」は現在、再生数500万回を超えている。

問題となっている第2弾は11月29日に公開され、鮮やかな映像が印象的だとしてまたしても話題になっていた。

手がけたのはカナダ出身の映像作家・KEVIN BAO

今回問題になっている映像を手がけたのは、MONKEY MAJIKとサンドウィッチマンによる異色のコラボとして話題になった楽曲「ウマーベラス」のMVなどを手がける、カナダ出身の映像作家・KEVIN BAOさん。

「ロンドン国際アニメーションフェスティバル」など、世界的なアニメーションの祭典でも賞を獲得するほどの作家として知られていた。

しかし今回のトレース疑惑が持ち上がったことで、Twitterでは「これは参照やインスピレーションではなく、露骨なコピー」といったコメントが相次いでいる。

さらに、KEVIN BAOさんが過去に手がけた作品が、既存の作品をトレースしているのではとの声も上がっている。

そしてその批判の矛先は、PlayStation 4を販売しているソニー・インタラクティブエンタテインメントにも向けられており、疑惑の余波はまだまだ収まりそうにない。

KAI-YOUでは現在、ソニー・インタラクティブエンタテインメントに問い合わせている。

16:18追記:
ソニー・インタラクティブエンタテインメントの広報によると「事実関係を調査している」という。

吉谷篤樹

最終更新:2019/12/5(木) 16:19
KAI-YOU.net

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