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韓国とは大違い…日本は「世界最低レベル」、英語教育がマズい

2019/12/5(木) 12:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

英語学習に時間もお金も労力も費やしているのに、日本人の英語力は世界最低レベルです。しかし、家庭学習を少し工夫するだけで、子どもの英語力はぐんぐん育ちます。本連載は、幼児英語教育研究家の三幣真理氏が、家庭での勉強や遊びを少しだけ工夫することで、子どもをバイリンガルに育てる方法を紹介します。

猛勉強しても、日本人の英語力は世界最低レベル

テレビをつければ海外のドラマやスポーツ放送をいつでも見ることができ、パソコンやスマートフォンを使って、外国にいる人と電子メールをやりとりしたり、インターネット電話で会話をしたり・・・。「海外が、次第に身近な存在になってきた」というのは、多くの人が感じていることでしょう。

国境を超えたコミュニケーションは飛躍的に進歩し、今や特別なことではなくなりつつあります。世界の人々とコミュニケーションを取る際に、共通語として使用されているのが英語です。

英語を使うことが身近になってきたためか、幼少期から英語教育に力を入れる親は増えています。

習い事・資格スクールの情報サイト「ケイコとマナブ.net」(リクルートマーケティングパートナーズ)が2017年に実施したアンケートでは、子どもに習わせたい習い事で「英語・英会話」を挙げた人が最も多く、その主な理由が「将来、有利になるため」「学校の授業についていくため、備えるため」など、子の将来を案じたものでした。

早期からの英語教育を希望する親の増加に伴って、幼児期から英語を学べる場は以前よりも格段に増えてきています。それに比例して日本人の英語力も高まっているかというと、いまだに世界に通用するレベルには程遠いというのが現状です。

世界70の国と地域に住む91万人を対象とした調査「EFEPI(英語能力指数)」でも、日本は100ヵ国および地域中53位という結果になりました。上位を占めている国の多くはオランダ、スウェーデン、ノルウェーなどヨーロッパの国々ですが、シンガポール、マレーシアといった東南アジアの国々も、比較的上位で、日本は中国、韓国、ベトナムよりも低い順位に位置しています。この日本の英語力の低さが、国際競争力にも悪影響を及ぼす恐れも出始めているほど、事態は深刻です。

スイスの研究教育機関IMD(国際経営開発研究所)は、「世界競争力ランキング2019」を発表しています。これは、外国語のスキルのほか、経済状況、ビジネスの効率性、インフラなどの多角的な側面から国としての競争力を測ったものですが、2019年の日本の順位は30位。中国(14位)、タイ(25位)、韓国(28位)よりも下位です。

経済が発達し、テクノロジーの面でも優位にあるはずの日本の競争力が、なぜこれほどまでに低いのでしょうか。その大きな原因の一つが「外国語スキル」の低さです。

このままでは、今の子どもたちが大人になるころには、英語力が原因で日本は世界から後れをとってしまうといっても過言ではないでしょう。

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最終更新:2019/12/5(木) 12:00
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