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天月-あまつき-「ずっと悩み続けていたい」10周年の“節目”も「より良い天月を」<Interview>

2019/12/5(木) 7:05配信

ザテレビジョン

糸曽賢志監督の劇場アニメ初作品「サンタ・カンパニー~クリスマスの秘密~」「コルボッコロ」が、11月29日から同時上映。天月-あまつき-が「サンタ・カンパニー」に出演する他、「コルボッコロ」では主題歌を担当している。

【写真を見る】アニメ映画「コルボッコロ」は、14歳の少女・鈴と自然の精霊・コルボッコロの物語

「コルボッコロ」は、さまざまな文明や宗教が混在する世界を舞台に、不思議な力を持つ巫女(みこ)の血を継承する14歳の少女・鈴(西野七瀬)が、自然の精霊・コルボッコロ(大森日雅)と出会い、自分のあるべき姿を考え、進むべき道を模索していくSFエコファンタジー。「サンタ・カンパニー」とのつながりがあることも明らかにされており、同時上映で両作を楽しめる内容になっている。

「ザテレビジョン」では、天月にインタビューを実施。主題歌「アイビー」を歌う「コルボッコロ」について聞いた他、10周年イヤーとなった天月の2019年と今後について語ってもらった。

■ 声優・西野七瀬を絶賛

――まずは「コルボッコロ」をご覧になった感想からお願いします。

世界観が僕としてはすごく大好きなんですよ。日常なんだけど日常では全くない中で、女の子(鈴)がちゃんと自分の信じる道を決めて進んでいく。僕自身がやりたいことがなかったころの人生から、今こうやって一つ一つ選択して、今こういう活動までつながってきたところもあるので、何か思うところもたくさんありました。

それにコルボッコロもかわいいですし、そういう部分もすごく楽しませていただきました。そして、自分が作らせていただいた曲が流れた時はすごくうれしかったです。

――「アイビー」は映画のために作られた曲なんでしょうか?

お話をいただいてから作りました。劇場で流れるというところと、世界観が決まっている曲だったので、サビに向けて開けていくような曲にしたいなというのと、背中を後押しするような曲にしたいというところを重視しました。

――主人公の鈴を演じている西野七瀬さんは(本格的な)声優初挑戦となるそうですが、ご覧になってみていかがでしたか?

とてもすてきでした。例えば、劇中で(声だけで)リアクションを取らなければいけないんですけど、そういうのって日常では意識しないんですよね。“反応する”ということって。それを劇中でやらないといけない時って結構大変だったりするんですけど、それをやっていらっしゃったので、僕は「すごいなぁ」と思いながら見ていました。(練習を)頑張られたんだろうなというのが伝わってきましたね。

――実際に西野さんにお会いした事は?

ないです、ないです(笑)。でも、ドラマは見ていました。この間も「あなたの番です」(2019年、日本テレビ系)とか。

――天月さんは声優、そして歌手と声のお仕事をされていますが、心掛けていることなどはありますか?

音楽はもちろん一人でもいろいろできますし、僕は最終的にはバンドメンバーやスタッフさんなど、いろいろな方に力をお借りして表現をしているんですけれども、声優作品ではキャラクターや原作などに付随してやらせていただくわけじゃないですか。自分自身ではないというところがあったりするので、そこでは「このキャラクターはどういうことを考えているんだろうなぁ」とか、何も分からない状態でも「身長や年齢はどれくらいなのかなぁ」とか、そういうところは自分で一つ一つ考えてやらなければといつも思っています。

やっぱり、なるべく自分の中で情報が多ければ多いほど演じやすくなりますから。

■ 節目というより「またここから」

――今年の天月さんは10周年イヤーということで、初めて大阪城ホールでワンマンライブを開催するなど、精力的に活動されています。メジャーデビューからも5年、節目の年になりますね。

振り返ってみれば、紹介していただく際に“動画の再生数がいくつ”とか、“活動が何周年”ということを言っていただけることは多くて、確かに自分としても「これだけ聞いていただけたんだなぁ」とか、「これだけ頑張れたんだなぁ」と実感することはすごく大事だし、うれしく思います。

ただ、自分の感情としては「まだまだ」と感じているので、より良いものをより良いステージ、より大きい場所へという気持ちは常にあるので、10周年が節目というより、「またここから」「よりもっと頑張れたら」っていう気持ちは強く持っています。

――10年を振り返ればつらかった時期もあったと思います。

ずっとつらいですね、今でも。いろんなことがありますから。程度の違いはあれど、常に感じるものはあります。

逆に悩みがないって割とやばいなって思うんですよ。気持ちよくやれていればいいとは思うんですけど、日常の悩みなどがあるから頑張ろうとか、次はこうしてやろうとか、そういうことが原動力になっていると思うんです。悩みがなかったら、「じゃあ、次は何を頑張ればいいんだろう?」と僕は思いますし。だから、ずっと悩み続けていたいなって思いますね。

歌に関しても“うまい歌”と“いい歌”があると思っていて、探せば歌がうまい人なんて世界中にいっぱいいると思うんです。でも、“うまくなりたい”という感情でどこかでいろんなことができるようになっていて、例えば「満足しちゃったら次はどこを目指すの?」みたいなところがあるんだと思うんですよね。だから、いい歌を歌いたいなって僕は思っていますし、悩み続けています。

――そんな天月さんが目標にしていることってありますか?

ずっと言っていて笑ってもらっているのは、「東京ディズニーシーの湖のところで歌いたい」ということですよね。ディズニーが好きなので(笑)。

■ 2020年の天月は…

――年末から年始にかけてはライブツアーがありますね。

この間、横浜で2公演、大阪で1公演をやったライブを、今度はツアーとしてやらせていただきます。とは言っても、そのままやらせてもらうわけではなく、楽曲から演出もガラッと変わって、続編みたいになっているので、それを楽しんでいただきたいです。

東京で大きなライブを開催することは多いと思うんですけど、そんな中で大阪城ホールでやらせていただいたのは、僕としてもすごくうれしかったんですね。関西圏ですごく大きな会場でやらせていただけるということが。ツアーとなると、さらにいろいろな所に行けるので、「こういうライブをやってきたんだよ」ということを、地方の方にも見てもらいたいです。

――大みそかは音楽フェスティバル「COUNTDOWN JAPAN 19/20」です。

僕は3年目のCDJになるんですけど、元々ライブを見ることが好きだったし、毎回楽屋の辺りが同窓会みたいになっているんですね。でも、今年はあまりお知り合いの方がいないので、ちょっとどうやって過ごそうかなって…引きこもっていようかな(笑)。

でも、見たいステージはたくさんあるので、見られるところは見させていただければなとは思っています。

――そして、すぐに2020年が来ます。

オリンピックがあることによって、ライブ会場が取れないとか、テレビもずっとオリンピックだったりしますけど、2019年が10周年だったこともあり、いろいろと決まり始めているものはもちろんあります。10周年を超えたその先で、より良い天月が見せられたらなと思います。

音楽だけに限らず、声優の方でもいろいろ勉強させていただいていて、オーディションを受けたり、すでにいただいていて進行しているお話もいろいろあるので、もっともっと皆さんをエンターテインメントで楽しませられるように頑張りたいなって思っています。

――では、最後に読者へメッセージをお願いします。

同時上映で1本見に行ったら2本もやっているみたいなのは、僕としてはすごく懐かしいなって思うし、贅沢ですよね。

その2本は世界観がガラッと違っていて、でもリンクしている。「サンタ・カンパニー」なんてクリスマスの時期が目前でピッタリだし、楽曲しかり、キャラクターしかり、一つ一つの言葉だったりとか、ぜひとも「自分はここが好きなんだよ」というところを見つけて、持って帰ってもらえたらいいなと思っております。

楽曲(アイビー)に関しても僕は気に入っていますし、新しい試みでのバンドとの一発録り! 全力で作らせていただきました。皆さんから見てもあの世界に合っているなと感じてもらえたら、もう制作者冥利(みょうり)に尽きるので、ぜひ聞いていただきたいです。

(ザテレビジョン)

最終更新:2019/12/5(木) 7:05
ザテレビジョン

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