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旅人マリーシャの世界一周紀行:第246回「"世界一退屈な街"ドーハで22時間トランジットの過ごし方」

2019/12/5(木) 15:00配信

週プレNEWS

お久しぶりです。旅人マリーシャです。

2014年に始めたこの旅も、早いもので訪問国数は120を超えました。この6年弱、がむしゃらに旅してきたけど、世界にはまだまだ残り70ヵ国以上も! これからは焦らずゆっくり旅したいなー。

【写真】ドーハの街をめぐるツアー

ということで、今回からお送りする旅はちょいと季節外れになるけれど、今年の夏の話。目的地は、ずっと行きたかったスペイン北部のサンセバスチャン。

日本からスペインに行くなら中国系航空を利用するのが最安値だけれど、今回はカタール航空でドーハ経由。なぜなら、お得な「トランジットツアー」に参加できるから!

約2時間半でドーハ市内の名所を巡るこのツアー。以前は無料だったそうだが、2018年から40QAR(約1200円)になり、現在は75QAR(約2250円)。有料化は残念だけど、それでもリーズナブルだし、ツアー本数の増加や事前予約ができるようになったのはありがたいか。

カタールといえば、世界最大の天然ガス生産国であることや、「ドーハの悲劇」、そして2022年開催予定サッカーワールドカップなどで知られている。

首都ドーハは観光娯楽が少ないため、"世界一退屈な街"なんて言われちゃってるけど、旅人はやっぱり、「中東ってやっぱりまだまだ未知の国って感じでワクワクする!」のである。



今回、トランジット時間は22時間! 1日6回のツアーが開催される中、私は午前10:30の回を選んだ。

参加者は30人くらいだろうか。バスに乗り込むと流暢な英語でガイドが始まり、車窓には整備された道路や高層ビルが現れた。しかし、人はほぼ歩いていない。外の気温は40度以上あるのだから、そりゃそうだ、暑すぎる。

まず到着したのは「スーク・ワキーフ」。ドーハの伝統市場で、小さなお店がひしめき合う迷路のような路地には、デーツ(ナツメヤシ)やナッツ、香辛料、香水、衣料品、お土産などが売られている。





働いているのはどうやら外国人。カタールは秋田県くらいの小さな国で人口は約264万人。そのうち現地人は約1割程度で、9割はインド、パキスタン、フィリピン、ネパールなどからの出稼ぎ労働者なのだそう。

それにしても、この暑さでほとんど人の気配がない。無人の広場にはお金持ち国を象徴するような、ゴールドの大きい親指の像がギラギラと光っていたが、その像に私はひとり寂しく「イイネ!」した。









次に向かったのは「イスラム美術館」......が遠~くに見える港。

「外観を見るだけかぁ」と思ったけれど、侮るなかれ、建築はルーヴル美術館のガラスのピラミッドを手がけた有名建築家の設計だそう。館内には世界でも有数のイスラムアートのコレクションがあるらしいから、いつか見てみたい。

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最終更新:2019/12/12(木) 18:33
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