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死亡率2倍、ながら運転に厳しい罰 事故は一発免停

2019/12/6(金) 7:47配信

NIKKEI STYLE

Case:69 横断歩道を渡っていたら、いわゆる「ながらスマホ」をしながら運転していた自動車に危うくひかれそうになりました。ながらスマホは厳罰化されたと聞いていますが、こういう行為は今後重く処罰されるのでしょうか。

■事故件数、10年前の倍以上

スマートフォンは日常生活に不可欠なツールとなりました。しかし、スマホは携帯電話としての通話にとどまらず、メールやインターネット、SNS(交流サイト)などは液晶画面を見ながら利用することになります。ところが、注意が画面に集中すると視野が狭くなり、周囲の危険を発見することができなくなるそうです。
相談のケースのように危険な目に遭う人も少なくありません。運転中にスマホの画面を注視していたという、ながらスマホに起因する交通事故は増加傾向にあり、社会問題化しています。
自動車を運転しながらのスマホの利用は、画面に意識が集中してしまい、周囲の危険を発見することができず、歩行者や他の車に衝突するなど、重大な交通事故につながりうる危険な行為です。2018年の携帯電話使用などに係る交通事故件数は2790件で、10年前と比べると倍以上になっているそうです。
ところが、携帯電話使用などの取り締まり状況を見ると、13年が約116万件なのに対し、18年は約84万件にとどまっています(ただし、交通違反の取り締まり件数全体自体が13年は約744万件、18年は598万件と大幅に減少しているので、割合的にはそれほど変わっていません)。ながらスマホが減っているということでしょうか。

■死亡事故率も2倍

運転中の携帯電話は今から20年前の1999年に禁止され、04年からは使用だけでも罰則の対象になりました。当初は「ながら携帯」を警察が取り締まるシーンがテレビのニュースでも繰り返し報道されていましたが、最近は携帯電話で楽しそうに通話しながら走行していたり、スマホの画面を見ながら下を向いて運転したりしているドライバーをけっこうな頻度で見かけるような気がします。

警察もしっかりやっていただいているとは思いますが、報道で積極的に取り上げられる法改正直後だけではなく、恒常的な取り締まり強化をお願いしたいところです。
ちなみに、交通事故のうち死亡事故率を比較すると、携帯電話使用などの場合、使用していなかった場合と比較して死亡率が約2.1倍というデータがあり、死亡事故に直結する危険行為であるながらスマホの厳罰化を求める声が高まり、法改正に至りました。

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最終更新:2019/12/6(金) 7:47
NIKKEI STYLE

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