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エクスクルーシブ? インクルーシブ?──クリエイターのための会員クラブ 「ソーホーハウス」とは?

2019/12/6(金) 8:11配信

GQ JAPAN

“クリエイティブ“であることが入会の条件というユニークなメンバーズクラブがいま世界を席巻している。9月にオープンしたばかりのソーホーハウス香港で創業者のニック・ジョーンズに話を訊いた。

【会員制クラブの様子を写真で見る!】

ビルの最上階、28階のど真ん中にある屋内プールの周りを若い男女が隙間なく取り囲み、お酒を片手に踊っている。視線の先にあるのは、メキシカンハットをかぶったサングラスの男だ。ネオンカラーの衣装に身を包んだダンサーをしたがえたその男は、70年代の陽気なラテン音楽にラップをのせ、本格的なブレイクダンスを披露し、フロアを熱狂させている。彼らは世界中のフェスに引っ張りだこのラテンバンド、ザ・キューバン・ブラザーズ!

彼らがパフォーマンスを披露しているのは、9月に香港にできたばかりのソーホーハウス。1995年にロンドンに誕生したプライベートクラブで、“クリエイティブ“であることが入会の条件というユニークな会員制のクラブだ。世界で25番目となるのがこの香港のソーホーハウスで、そのオープンを祝い、世界中から集まった招待客がお祭り騒ぎをしているのである。

「昨日のパーティーは楽しめましたか? クレイジーなほど盛り上がったけど、誰もが安心して楽しめたんじゃないかな」というのは、創業者のニック・ジョーンズだ。

“安心して“というのは、ソーホーハウスではスマホで写真を撮ることが禁じられていることに関連する。会員のなかには、役者やアーティストなど顔の知られた著名人も少なくない。はしゃぐ姿を心ならずもソーシャルメディアに晒される心配なしにエンジョイできる、ということだ。

会員制であること、クリエイティブであること、ふたり以上の既存会員からの推薦が必要なこと、写真撮影が禁じられていること、などソーホーハウスにはベールに包まれた印象がある。wikiには会員になるためのウェイティングリストが3万人以上(!)もいるとも書かれている。

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最終更新:2019/12/6(金) 8:11
GQ JAPAN

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