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【ビジネスの極意】なぜ社員が失敗を素直に報告できない会社は成果がでないのか?

2019/12/6(金) 6:02配信

サライ.jp

仕事の成果を得るにはチームのメンバーが鍵を握っている。優秀なメンバーが集まれば、それだけで成功だ、と思うマネージャーも多いことだろう。だが、仕事の成果を上げるにはそれだけではないようなのだ。リーダーシップとマネジメントに悩む、すべてのビジネスパーソンのためのノウハウサイト「識学式リーダーシップ塾」から、仕事を成功に導くためには何が必要なのかを学ぼう。

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社員がビクビクしている会社では結果が出ない理由

企業のマネージャーが成果を上げるために重要なことは、効率的なチームを作るということです。会社の仕事は一人ではできませんので、リーダーにとってもっとも重要な仕事の一つと言えるでしょう。
では、ただ優秀な人を集めれば効率的なチームができるかといえば、実はそうでもないようなのです。今日はグーグルに学んでみましょう。

効率的なチームとはどんなものか

仕事を効率的に行えるチームの条件とは、一体なんでしょうか。

優秀なメンバーが集まっているチームのことでしょうか?
毎回、上司がしっかりと社員を見張り、檄を入れているチームでしょうか?
常に成績が張り出され、メンバーが切磋琢磨している姿が見えるチームでしょうか?
それとも社内に自由な空気があり、意見を言いやすいチームでしょうか?

実は、いくら優秀なメンバーを集めても、それだけでは、良いチームにならないことがわかっています。

この効率的なチームについて、グーグルがまとめた調査結果があります。
話題になったので、ご存知の方も多いでしょう。

心理的安全性が確立されていると仕事が早くなる

グーグルの研究者は、「効果的なチームの特徴」を明らかにするために、リサーチを行いました。これは「ProjectAristotle」と名付けられた調査で、目的は「効果的なチームを可能とする条件は何か」です。[1]

その結果によると、チームは単純に「優秀な人を集めただけ」ではダメだと言うことがわかっています。

そして、彼らは、もっとも大事なことは、「誰がチームのメンバーであるか」と言うことよりも「チームがどのように協力しているか」であることを突き止めたのです。

そこで一番重要なのは、「心理的安全性」だと言っています。

さて、心理的安全性とはなんでしょうか。グーグルによれば、「リスクのある行動をとったときの結果に対する個人の認知の仕方」。

これだけ読むとちょっと難しいですが、簡単に言えば、無知な行動や、邪魔な行動、ネガティブなことをしても安心できること。「このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかが重要だと言うのです。

言い換えれば、失敗したときに、メンバーに率直にそれを言える雰囲気があるチームこそが「効率的」な仕事ができると言うことです。どんなつまらない質問をしても、どんな突飛なアイデアを出しても、誰も自分をバカにしない環境こそが、良いチームを作るのだと。

この部分だけでも、共感できる人も多いのではないでしょうか。

当然ながら、チーム内にいがみ合いがあって、お互いに足を引っ張っていたり、誰か一人がいじめられていると、人はパフォーマンスが下がってしまうのです。間違った提案をすると叱られたり、質問しにくい雰囲気があると、チームの効率性はさらに上がらないでしょう。

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最終更新:2019/12/6(金) 7:17
サライ.jp

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