ここから本文です

2019年のマスターズ、初優勝者は3人!ナダルは史上最多の35勝。優勝者を振り返る!

2019/12/6(金) 5:10配信

THE DIGEST

 ジョコビッチのパリ・マスターズ史上最多となる5回目の優勝で幕を閉じた2019年のマスターズ1000シリーズ。今季行なわれた全9大会の優勝者は、初制覇を果たしたティーム、フォニーニ、メドベージェフを含む6人となった。

 1シーズンで3人の新しいマスターズ優勝者が生まれるのは17年(ズべレフ、ディミトロフ、ソック)、18年(デルポトロ、イズナー、ハチャノフ)に続いて3年連続。以前に比べるとビッグ3以外の選手の優勝が目立つようになってきている。

 08~16年の9年間で、マスターズの新チャンピオンはたった6人(ツォンガ、リュビチッチ、ソダーリング、フェレール、ワウリンカ、チリッチ)しか生まれなかった。08年マドリードから17年マドリードまでの78大会中69タイトルをジョコビッチ(26勝)、ナダル(18勝)、マリー(13勝)、フェデラー(12勝)の4人が制しており、それに比べるとここ数年は彼らの牙城は崩れつつあると言えるだろう。

 初優勝者の中でも、メドベージェフはシーズン後半に大きなブレークを果たした。8月のトロントで初のマスターズ決勝に進出すると、次週のシンシナティでジョコビッチ、ゴファンらを破って初優勝。10月の上海では1セットも落とすことなく2連勝を達成した。年間最終ランキングも自己最高の5位で終え、来シーズン世代交代を狙えるポジションに来ている。

 しかし、ビッグ3が支配していることは変わらない。8月には、ナダルがメドベージェフを下してトロントを制し、フェデラーのマスターズ最多勝利数を抜いて歴代No.1に躍り出た。現在、ナダルのマスターズ通算勝利数は384。2位はフェデラーの381勝、そこにジョコビッチの355勝、マリーの213勝が続く。さらに、ナダルはこの優勝でマスターズ優勝数を35回とし、歴代最高記録を更新。2位は今季マドリードとパリを制したジョコビッチの34回、3位はマイアミで優勝したフェデラーの28回となっている。

 3強時代はまだ続いており、年間最終ランキングもナダル、ジョコビッチ、フェデラーがトップ3に君臨している。今シーズン1度も初戦敗退をしていないビッグ3に対し、ティーム、フォニーニ、メドベージェフは6大会以上で初戦敗退を喫しており、1年を通しての安定感に大きな差があると言えるだろう。

■2019年マスターズシリーズ9大会の試合結果

●BNPパリバ・オープン
開催地:インディアンウェルズ(アメリカ)
D・ティーム[7] 3-6 6-3 7-5 R・フェデラー[4]

●マイアミ・オープン
開催地:マイアミ(アメリカ)
R・フェデラー[4] 6-1 6-4 J・イズナー[7]

●モンテカルロ・マスターズ
開催地:モンテカルロ(モナコ)
F・フォニーニ[13] 6-3 6-4 D・ラヨビッチ

●マドリード・オープン
開催地:マドリード(スペイン)
N・ジョコビッチ[1] 6-3 6-4 S・チチパス[8]

●イタリア国際
開催地:ローマ(イタリア)
R・ナダル[2]6-0 4-6 6-1 N・ジョコビッチ[1]

●ロジャース・カップ
開催地:トロント(カナダ)
R・ナダル[1] 6-3 6-0 D・メドベージェフ[8]

●ウエスタン&サザン・オープン
開催地:シンシナティ(アメリカ)
D・メドベージェフ[9]7-6(3) 6-4 D・ゴファン[16]

●上海マスターズ
開催地:上海(中国)
D・メドベージェフ[3]6-4 6-1 A・ズべレフ[5]

●パリ・マスターズ
開催地:パリ(フランス)
N・ジョコビッチ[1] 6-3 6-4 D・シャポバロフ

文●スマッシュ編集部

最終更新:2019/12/6(金) 5:10
THE DIGEST

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事