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モータースポーツ人気の再燃はあるのか? あの“大魔神”や中嶋悟らレジェンドたちが答える!(後編)

2019/12/6(金) 20:34配信

GQ JAPAN

かつてに比べ、観客動員数が大幅に減っているモータースポーツの魅力を、より多くの人に伝えるにはどうしたいいか? SUPER GTに参戦中の現役ドライバー&監督に訊いた! 後編は監督陣の意見。

【写真を見る】大魔神・佐々木主浩や中嶋悟の考えとは?

しっかりとした“競争”を見せるのが重要

前編では、SUPER GTに参戦中の現役ドライバーが、モータースポーツのさらなる普及のために何をすべきか、さまざまな意見を述べた。

では、彼らとともに戦う監督陣の意見は? 8月3日、「2019 AUTOBACS SUPER GT ROUND5 FUJI GT 500mile RACE」の会場で訊いた!

ひとりめは、ホンダの「Modulo Nakajima Racing」で監督を務める中嶋悟氏(66歳)。中嶋氏といえば、日本人初のF1レギュラードライバーとして国内外で活躍した名選手でもある。

「シンプルな答えですが、まず、見たくなるようなレースをすること。お客様が何を望んでいるか? を、考えるのが重要です」と、述べる。

続けて、「観客側の気持ちを考えたとき、しっかりとした“競争”を見せるのが重要です。しかし、それはサーキットまで来てくれてからのこと。サーキットまで足を運んでもらうためには、多くのメディアに選手たちが出演するのが大切ではないでしょうか? 僕がF1に参戦していたときは、テレビをはじめ多くのメディアに露出された結果、多くの人の目に(モータースポーツが)触れ、認知されたと思います」

「TEAM MUGEN」で総監督を務める中野信治氏(48歳)にも訊いた。中野氏も中嶋氏とおなじく元F1ドライバー。今季からTEAM MUGENの監督に就任した。

「(日本は)ヨーロッパ、アメリカと比べモータースポーツの文化や歴史が違いますし、スピードに対する意識も違います。モータースポーツに対して、(日本人が)それほど熱くならないのは、文化や歴史の違いも大きいはず。そのため海外とおなじようなレースや普及活動をしても日本では通用しないと思います」

つづけて、「ただし日本人は、他人を応援するのが好きな人たちが多いと思います。だからこそ、応援される“ヒーロー”を育てるのは重要です。たとえば、佐藤琢磨選手のように日本人が応援したくなるような選手を育てることが重要」と、述べる。では、中野氏は考える“ヒーロー”とは?

「ヒーローは、高い能力や人柄の良さだけではダメ。食事の仕方から挨拶、お礼ができるかできないかでも好感度が変わります。ヨーロッパの選手は礼儀などをよくすることが当たり前の習慣となっています」

つづいて、ARTA(AUTOBACS Racing Team AGURI)エグゼクティブ・アドバイザーの土屋圭市氏(63歳)。土屋氏はご存知、ドリキン(ドリフトキング)の愛称で世界でも有名である。

「金銭面の支援が重要になると思います。たとえばゴルフだったら、番組のスポンサーになったり賞品にクルマを提供したりしますよね? でも、モータースポーツになるとSUPER GTやスーパーフォーミュラのようなトップカテゴリーのみにしか金銭面の支援は基本的にありません。モータースポーツを本気で盛り上げる意識があるならば、ぜひ、みなで協力して欲しいです」

観客動員数については、「SUPER GTも富士(スピードウェイ)は多くの人が見に来てくれるけど、地域によっては難しい。(SUPER GTの)メディア露出が少ないのも増えない要因かもしれませんね」と、軽快なトークで話した。

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最終更新:2019/12/6(金) 21:51
GQ JAPAN

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