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ベトナムでコワーキングスペース活用の勧め

2019/12/6(金) 16:00配信

ダイヤモンド・ザイ

 ベトナム在住17年の中安昭人さんが、日々活用しているという「コワーキングスペース」。ベトナムのコワーキングスペース事情と利用する際のポイントを紹介します。

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 日本と同様ベトナムでも、ここ数年、コワーキングスペース(Co-Working Space)が急速に増えている。固定のオフィスを持たない私は、カフェを仕事場としてよく利用しているが、当地でコワーキングスペースが増えてくるにつれ、こちらを使う頻度が高くなってきた。どこか1つのコワーキングスペースと長期で契約するのではなく、1日だけ利用する「ドロップイン(Drop In)」専門である。

 「ドロップイン」に相当する言葉は業者によって異なる。「デイリーパス(Daily Pass)」「ホットデスク(Hot Desk)」「デイトリッパー(Day Tripper)」など名称があるが、その中身は同じだ。私の職業柄、打ち合わせや取材で訪問先は毎日のように変わるから、その日の行き先に応じていろんなコワーキングスペースを使い分けられるドロップインはありがたい。感覚としては、カフェを利用する時のそれとほぼ同じだ。

 この「コワーキングスペースのドロップイン」は、私のような在住者だけではなく、出張者や旅行者にとっても便利なサービスだろう。視察などで当地を訪れた際にオフィス代わりに使う人は多い。「半日、観光をせずにメールを書いたり、本を読んだりしてのんびり過ごしたいときに、コワーキングスペースを使ったらカフェより快適だった」という旅行者もいる。

 「コワーキングスペース」という言葉に馴染みがない方のために、最初に簡単に説明をしておこう。これは「複数の人・会社が1つのオフィスを共有して仕事をする場所」のこと。コワーキングスペースに行くと、広めの部屋に作業机が並んでおり、利用者は空いているスペースを使って仕事をする。

 これに近い言葉で「シェアオフィス(Shared Office)」がある。この2つの使い分けも業者によってまちまちだ。「シェアオフィス」が「コワーキングスペース」とほぼ同義で使われている場合と、「1つのオフィスを共有しつつ、各人・各社が個室を持っているものをシェアオフィス」「個室を持たないものをコワーキングスペース」と分けて使われている場合がある。この記事で紹介するのは「個室を持たないコワーキングスペース」だ。

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最終更新:2019/12/24(火) 17:00
ダイヤモンド・ザイ

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