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幻となった東京五輪マラソンコースを、体重87kgの39歳おじさんがチャリで爆走した結果…

2019/12/6(金) 15:51配信

週刊SPA!

東京ドームが見えない…

 飯田橋から水道橋へ。水道橋といえば東京ドーム! さあ左に見えますのはビッグエッグ……と期待していたが、Winsやドームホテルが邪魔して走路の高さからは一切見えない。そりゃそうだ。言うほど高い建築物じゃないんだった……あと、手前に建物が多すぎた。

 水道橋から右折して南下し、神保町を目指す。神保町で左折して神田へ。中学時代、筆者の地元だったこの地域。勝手知ったる古本屋街だが、店もだいぶ変わってしまった。減った古本屋を見て感傷に浸りながら、さらにかつてスキー用品店で溢れていた小川町を進み神田駅付近で右折し南下、一路日本橋を目指す。

気温7度、日本橋を爆走

 立ち漕ぎを続けていた影響か、太ももに痛みを感じ始める。ケツも痛い。サドルに太ももを寄りかからせて休めながら進む状態になり、スピードも落ち気味になってきた。だが、まだ10km地点。あと4倍もあるのかよ!

 日本橋の手前に時刻と気温を表示する電光掲示板が。これ昔からあるのよね。昔はパネル式だったけど今はLEDだ。ふふふ、ここは筆者の小学生時代の地元なのだ。シティボーイだろう? と心で思うもののまだ5時半。だれもその勇姿を見てくれない……寒い、手もかじかむ。手袋してくればよかったと強い後悔が襲う。

 だが、日本橋が見えると違う! ここは俺の地元じゃああああと心を奮い立たせ日本橋を通過。この街を爆走するのはほんと気持ちいい。実際にマラソンコースで採用されていたなら、ここはオススメのビュースポットだと思う。

 さて、日本橋を過ぎて左折し茅場町へ、さらに左折して水天宮、浅草橋と進み、浅草を目指す。ここいらへんは道が細いかな、と思ったがちゃんと2車線あり歩道も広い。よく考えられたコースだなあと思う。

6時14分浅草到着。日本記録は無理と悟る

 浅草を目指して北上。右手にはスカイツリーが見える。

 浅草到着時刻が6時14分。ここまで約1時間半。この地点は15km。あ、無理ですね日本記録……そりゃそうだ、いくら20km出して踏めても、信号とかちゃんと交通ルール守って走るとこうなるよね。交通整理って偉大だなあ。

 運動していない39歳は割と限界を迎えていた。「もう許して……」担当T内君に泣きのメールを入れる。「走ってるんですね、7時にゴール地点で待ってます」の返信。リタイアのリの字も言わせる気がない。鬼。

「7時は無理」と返信したが、折返しは来ない……。

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最終更新:2019/12/6(金) 22:17
週刊SPA!

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