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バラエティでも活躍するラッパー 個性派俳優・板橋駿谷とは?

2019/12/6(金) 17:00配信

CREA WEB

 新作映画『歩けない僕らは』が公開された板橋駿谷。「なつぞら」の“番長”役を機に、今やバラエティにも出演する個性派俳優としての顔だけでなく、ラッパーとしての顔も覗かせる、インタビュー第2回。

高校1年のときラッパーとしてステージに立つ

――幼い頃から空手を習われていたそうですが、そのきっかけは? 

 小学校の低学年のときに、親父からマンガ「押忍!!  空手部」を勧められて、「男はこう生きるべきだ!」と思い、中学に入ったと同時に空手を習い始めました。でも、高校に入ると、ちょっと飽きてしまい、3、4ヶ月だけ柔道部に行くんです。

 そのときに出会ったのが、寝技が巧かった2つ後輩の奥田庸介。あいつの兄貴とは、よく漫才やコントみたいなことをやっていたこともあって、すぐに意気投合しましたね。でも、そのときは、庸介が映画監督になって、俺がその主演をするなんて想像もつきませんでした(笑)。

――しかも、同時期に、今でも続けられているラップを始められますよね。

 ちょうど、そのときにDragon Ashが流行り始めて、アルバム『Buzz Songs』を聴き、かなりの衝撃を受けたんです。そこでヒップホップ・カルチャーのことを知り、いろいろ調べていたら、友達から、すでにラップをやっているやつを紹介されました。

 それで「板橋、一緒にやろうよ!」と言ってくれたのと、餓鬼レンジャーとの出会いもあって、自分でもリリックを書き始めるようになりました。それで、高校1年の5月には茨城のクラブで初舞台を踏んでいるんです。

映画監督になった柔道部の後輩とのコラボ

――ラップ繋がりでいえば、映画『SR サイタマノラッパー』で知られる入江悠監督の『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』ではラッパー役で出演もされます。

 大学で東京に出てきて、結果が出なかった俺に、自主映画を撮っていた庸介が声をかけてくれて、一緒にイカツくて面白い映画を作りたいという気持ちでやっていました。庸介の世界観の中で芝居ができていることの楽しさもあったし、お互いに才能を高めていきたい気持ちでした。

 庸介が撮った『青春墓場~明日と一緒に歩くのだ~』が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2010」に出品されたときに、お会いしたのが入江監督。それから2年後に『SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』で声をかけてくださって、『日々ロック』や『ジョーカーゲーム』『ギャングース』にも出させてもらいました。

――そんな板橋さんは、今年34歳にして、連続テレビ小説「なつぞら」にて、門倉(番長)という高校生役を好演。一躍注目されたわけですが、役作りは、どのようにされたのでしょうか? 

 衣装合わせのときに、マンガの「タッチ」に出てくる巨漢の原田正平だったり、「ドカベン」の岩鬼正美みたいな感じでやってほしいと言われました。寡黙だけれど、ゴリ押し感もあるような。あとは、近代的な筋トレをしないように注意されましたね(笑)。自分でどうしたいというより、台本をしっかり読み込んで、そこに書いてあることをやっただけです。

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最終更新:2019/12/6(金) 17:00
CREA WEB

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