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アートに囲まれた英国の食御殿で きのこ狩りの1日コースを体験

2019/12/6(金) 7:00配信

CREA WEB

 サマセットのブルートンは、英国南西部の小さな町。2014年、それまでNYやロンドンなどの大都市で展開してきたギャラリー、ハウザー&ワイスが、この地の歴史ある農場のなかにギャラリーを新設したことは、アート業界では大きな話題となりました。

 さらに、ギャラリーに併設されたレストランRoth Bar & Grillも「英国で最もクールなギャラリーカフェ」と大好評。ロンドンから名の知れた仕掛け人を連れてくるのではなく、地元のレストラター、地元のシェフを起用、地元の食材をふんだんに使うという手法が成功を呼んだのかもしれません。

 さて、このRoth Bar & Grillでは、さまざまな1日お料理教室も開催しており、そのなかに秋にぴったりな「きのこ狩り教室」という一風変わったコースがあったので、体験してきました。

 まずは、ホームメイドのビスケットをつまみつつ、コーヒーや紅茶をいただきながら、この日講師を務めるリー・モアトンさんからの説明を聞きます。リーさんは、教材としてあらかじめ用意したさまざまな種類のきのこを実際に手にして、きのこの種類を同定するためのポイントについて解説してくれます。

 きのこの傘の裏側が、ひだ状になっているか、またはスポンジ状になっているか、はたまた柄の部分の外観と、切った時にどのような形状になっているかなど、注意するべき点は思いのほか多数。

野外授業へ突入! 食用に適しているのはわずか2% 簡単な説明の後は、リーさんと一緒に野原へと繰り出し、野外授業に突入です。参加者全員足下を凝視しつつ、きのこを見つけるたびにリーさんの説明を聞きます。無数とも思われるきのこの種類のなかで、食用に適しているのはわずか2%、毒があるものも2%とのこと。※20%など、諸説あり

 すなわちほとんどのきのこが、食べても毒ではないけれど、食べるには値しない味、ということのようです。

 野原から森へ入ると、ブナ、トネリコ、オークの大木のまわりを注意して見るように、とリーさんからの指示。これらの木のまわりに、食用のきのこが生える傾向があるのだそうです。

 残念ながら、この日の収穫はわずかでしたが、去り際にジロール茸をふたつだけ、見つけることができました。

 ひとつひとつのきのこについて、リーさんから解説を聞きます。場合によってはその場で同定できず、「あとで本と照らし合わせて確認しましょう」ということも。きのこの種類はあまりに多いのです。

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最終更新:2019/12/6(金) 7:00
CREA WEB

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