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体操・鶴見虹子、引退後は身長3cm伸び「芝居に挑戦したい」

2019/12/7(土) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 小柄な選手が多い女子体操選手のなかでも、さらに小柄だった鶴見虹子さん(27)。2009年、ロンドンで開催された世界選手権の女子個人総合で銅メダルを獲得したときも表彰台でひときわ小さい姿が目立った。「小柄だからこだわった美しく見せる技術」など、小さな体格での悩みだけでなく、武器になったことについて鶴見さんに語ってもらった。

【写真】「引退後に背が伸びた」と語る鶴見虹子

 引退してから身長が3cm伸びて143cmになりましたが、150cmくらいになりたいですね。体操選手は小柄な人が多いのですが、その中でも私は小さい方でした。そもそも家族全員が小柄で、父は160cm以下で、母も150cm以下。姉は私と同じくらい。靴のサイズは21.5cmなので、オシャレしたくても服や靴の選択肢が限られてしまうのが悩みです。

 体操では、小柄な体格が武器になることもあります。たとえば段違い平行棒では、高いバーから低いバーに飛ぶ際に、背の高い選手は脚がバーに当たらないよう開脚します。それでもバーに当たって減点されることがありますが、私は開脚する必要がない。何も気にせず飛んでいました。逆に跳馬は不利。身体が大きい選手のほうが、よりダイナミックに飛ぶことができるからです。概して欧米の選手は体格も良くパワーがありますが、華奢な日本や中国の選手は技術で勝負します。私自身も基本技術をしっかり磨き、いかに美しく見せるかを考えていました。

 体操を始めたのは5歳の時です。姉が習っていた体操教室に通い始めたのがきっかけで、本格的に習い始めたのは小学校4年生になってから。北京五輪への出場に導いてくれた中国人コーチの陶暁敏先生に「頑張ったらオリンピックに行ける」と言われて、「よし、頑張ろう」と。そこから毎日学校が終わった後、6時間の練習に通いました。

 小学校5年生の頃はやめたくて仕方がなくて、毎日泣いてばかりいました。1メートル以上もの高さの平均台で、難易度の高い技を練習したりするわけですから、本当に怖くって。やらないと帰れないし、失敗すると痛い。毎日が恐怖心との戦いです。ここまで頑張ったんだから今更やめられないという気力だけで、体操を続けていました。

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最終更新:2019/12/7(土) 7:00
NEWS ポストセブン

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