ここから本文です

体操・鶴見虹子、引退後は身長3cm伸び「芝居に挑戦したい」

2019/12/7(土) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 頑張ったかいがあって、2006年に全日本選手権で優勝できたときは嬉しかったです。一番印象に残っているのは17歳の時、2009年の世界選手権です。個人総合で銅メダル、段違い平行棒で銀メダルを獲得。体操女子の世界大会では43年ぶりのメダルとなり、私の競技人生で最高の成績を残せました。メダルは予想外でしたが、満足のいく演技ができたし、それを評価してもらえた。努力が報われた瞬間でした。

◆体操から「お芝居」へ

 4年前に引退して、いまは普通に食事ができる幸せを感じています(笑い)。選手時代は、少しでも体重が増えると体の動きが鈍くなるので、厳しい食事制限を課して、体重を一定にキープする必要がありました。でも昔から料理するのが大好き。自分で作った料理を家族にふるまうことで、食べられないストレスを発散していました。意外かもしれませんが、作るだけで心は満たされるんです。

 今振り返っても、体操をしていた頃は過酷な日々を送っていたなぁと思います。恐怖や空腹、身体の痛みと戦いながら必死で体操と向き合っていましたから。体操でやり残したこと? まったくありません。実はこれからお芝居の道にチャレンジしたいと思っています。体操同様、精一杯頑張りたいです。

●つるみ・こうこ/1992年生まれ、埼玉県出身。元体操女子日本代表。5歳の時、姉の影響で体操を始める。2006年、14歳の若さで全日本選手権の個人総合で初優勝、以降、6連覇を果たす。2008年北京五輪、12年ロンドン五輪では体操女子のエースとして活躍、2009年世界選手権では個人総合銅メダル、段違い平行棒で銀メダルを獲得。2015年11月の全日本団体を最後に引退。

※週刊ポスト2019年12月13日号

2/2ページ

最終更新:2019/12/7(土) 7:00
NEWS ポストセブン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ