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芸能人への違法薬物価格は通常の2~3倍 販路拡大の役目も

2019/12/7(土) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 近年の有名人による薬物事件の“舞台”として多いのがクラブ。薬物を使っている人と知り合ったり、実際に使ったりする場面として、繁華街のクラブのVIPルームが重要な拠点として浮上する。そうしたクラブでは、時にタレント自らがDJとして音楽を爆音で流して、場を盛り上げることもある。

【写真】薬物事件で捕まったピエール瀧

 2009年に覚せい剤で逮捕された酒井法子も西麻布のクラブ「A」のVIPルームの常連だった。「部屋では堂々とドラッグが使われていた」(クラブ関係者)という証言の多い店として知られ、酒井自身がDJとしてターンテーブルを操りながら、気が狂ったように頭を振っている姿も目撃されていた。

 薬物を常用する人にクラブ好きが多いということもあるだろうが、それよりも重視されるのが「閉鎖性」だという。

「本格的な中毒者はヤリ部屋と呼ばれるクスリ専用の部屋を使いますが、そこまでじゃない人は、クラブのVIPルームや知人が経営しているバーなら、素性のわからない人が入ってくる心配がないのでそういう場所に集まることになります」(イベント関係者)

 薬物の入手ルートも、ごく狭いところに限定される。常用者が最もこだわるのは、“クスリの質”だという。違法薬物に詳しいジャーナリストはこう話す。

「タチの悪いプッシャー(売人)の場合、薬物をかさましするために、砂糖などで“混ぜもの”をすることがある。変なものが入っていると具合が悪くなったり、最悪の場合死ぬこともあります。

 薬物は身体の感覚を最大限に鋭敏にさせるものですから、皮肉なことに、薬物常用者ほど副作用に敏感なんです。だからより純度の高いものを持ってきてくれるプッシャーが重宝がられる。東京なら、渋谷よりもお金持ちの多い六本木の方が、良質なドラッグが手に入るといわれている」

 売人と使用者の双方が最も気を使うのが、捜査当局による「摘発リスク」だ。覚せい剤で逮捕歴のある飲食店経営者は言う。

「『ありますか?』程度の会話ならLINEやメールでやりとりすることがあるが、もし相手方が捕まって、『シャブ』とか『バツ』とか一目見てそれとわかる内容が書いてあったらアウト。基本的には“文字”が残らない通話で物事を決めている。売人は24時間電話対応できるやつじゃないと務まらない。携帯電話で相手の番号を登録することはしないで、数字の羅列で誰の電話番号か記憶している。携帯はもちろん他人名義の、いわゆる『飛ばし』ですね」

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最終更新:2019/12/7(土) 16:00
NEWS ポストセブン

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