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フェデラーとティームが3勝!キリオスは2大会で大暴れ。2019年のATP500を振り返る

2019/12/7(土) 5:00配信

THE DIGEST

 今季行なわれたATP500シリーズ13大会の優勝者は、3勝を挙げたロジャー・フェデラー、ドミニク・ティーム、2勝のニック・キリオスを含む8人となった。初タイトルを手にしたのは、リオ・オープンを制したラスロ・ジェレのみ。6人の初優勝者が生まれた去年と比べると新チャンピオンの少ない年となった。

 フェデラーはドバイ、ハーレ、バーゼルの3大会に出場し、15戦全勝。ドバイではキャリア通算100勝目を挙げ、地元のバーセルでは1セットも落とすことなく3年連続優勝を果たした。この3大会の最多優勝者はいずれもフェデラーで、ドバイでは通算8勝、ハーレとバーゼルでは10勝を挙げている。

 バーゼルの優勝で通算タイトルを歴代2位の103勝に伸ばし、ジミー・コナーズの109勝まであと6勝に迫っている。今季はグランドスラムのタイトルこそなかったものの、このATP500での3勝や、マイアミ・マスターズの優勝など、全く年齢を感じさせなかった。来年は東京五輪の出場予定もあり、また華麗なプレーで魅了してくれることを期待したい。

 フェデラーと同じく今季3勝を挙げたティームは、バルセロナでナダル、メドベージェフらをストレートで下して今季初優勝を飾ると、10月の北京、ウィーンでも初制覇を果たした。インディアンウェルズ、キッツビューエルの優勝を含めると、ジョコビッチと並んで今季最多の5勝。年末ランキングも自己最高の4位につけるなど、過去最高のシーズンを送った。

 今季、ティームが躍進した要因のひとつに挙げられるのは、ハードコートでのパフォーマンスの向上である。通算勝率58.4%と苦手とされていたハードコートだが、今季の勝率は70.3%。昨年まで2つしか手にしていなかったハードコートタイトルを、今年は3つも獲得した。年間を通して最も大会数が多いため、得意になればポイントを稼ぎやすいハードコートだけに、プレーの進化は来シーズンも彼の大きな武器となるだろう。

 今季のATP500の結果は以下のとおり。

●ABN AMROワールドテニス
開催地:ロッテルダム(オランダ)
G・モンフィス 6-3 1-6 6-2 S・ワウリンカ[WC]

●リオ・オープン
開催地:リオ(ブラジル)
L・ジェレ 6-3 7-5 F・オジェ-アリアシム[WC]

●メキシコ・オープン
開催地:アカプルコ(メキシコ)
N・キリオス 6-3 6-4 A・ズべレフ[2]

●ドバイ選手権
開催地:ドバイ(UAE)
R・フェデラー[2]6-4 6-4 S・チチパス[5]

●バルセロナ・オープン
開催地:バルセロナ(スペイン)
D・ティーム[3]6-4 6-0 D・メドベージェフ[7]

●ノベンティ・オープン
開催地:ハーレ(ドイツ)
R・フェデラー[1]7-6(2) 6-1 D・ゴファン

●フィーバーツリー選手権
開催地:ロンドン(イギリス)
F・ロペス[WC]6-2 6-7(4) 7-6(2) G・シモン

●ドイツ・テニス選手権
開催地:ハンブルク(ドイツ)
N・バシラシビリ[4]7-5 4-6 6-3 A・ルブレフ

●シティー・オープン
開催地:ワシントンDC(アメリカ)
N・キリオス 7-6(6) 7-6(4) D・メドベージェフ[3]

●チャイナ・オープン
開催地:北京(中国)
D・ティーム[1]3-6 6-4 6-1 S・チチパス[3]

●楽天オープン
開催地:東京(日本)
N・ジョコビッチ[1]6-3 6-2 J・ミルマン[Q]

●スイス・インドア
開催地:バーゼル(スイス)
R・フェデラー[1]6-2 6-2 A・デミノー[WC]

●エルステ・バンク・オープン
開催地:ウィーン(オーストリア)
D・ティーム[1]3-6 6-4 6-3 D・シュワルツマン[5]

文●スマッシュ編集部

最終更新:2019/12/7(土) 12:28
THE DIGEST

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