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【15歳 ノリックの息子】YZF-R25×阿部真生騎 サーキットスペシャルインプレッション

2019/12/7(土) 11:37配信

WEBヤングマシン

15の本気[マジ]~Maiki Abe~

まだバイクで公道を走ったことがない“サーキット純粋培養”の15歳、阿部真生騎さん。レーシングライダーとして芽を伸ばしつつある彼が、初めて公道仕様のバイクにまたがった! 保安部品のついた新型YZF-R25は、彼のフレッシュな目にどう映ったのか!?  那須モータースポーツランドで人生初インプレッションにチャレンジする!

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モトGPマシンみたいなデザインがカッコいい!

「水を得た魚」とは、このことだ。新型YZF-R25がイキイキとサーキットを駆けている。ブレーキング、コーナリング、そして加速と、伸びやかにパフォーマンスを発揮しているのだ。

YZF-R25を難なく乗りこなし、限界域まで本気のテストライドをしているのは、15歳の若きレーシングライダー、阿部真生騎さんだ。

アグレッシブなライディングは、幼少の頃からポケバイやミニバイクで腕を磨いたから……ではない。バイクに乗り始めてわずか2年というから驚かされる。

だが真生騎さんが、ノリックの愛称で知られたグランプリライダー・阿部典史さんの息子だと知れば、驚きは納得に変わるだろう。
 
’19年にはレース仕様の従来型YZF-R25で筑波、もてぎ、SUGOの各選手権にエントリーし、腕を磨いた。モタードの全日本スーパーモトではクラス優勝も果たしている。

とは言っても、何しろ15歳だ。免許はなく、公道走行仕様のバイクに乗るのは今回が初めて。サイドスタンドの存在に「!」と息を呑む(レーシングマシンはスタンドを装備していない)。

【真生騎さんの父は、故・阿部典史さん(左写真は18歳で世界GPデビューした’94年)。祖父の光雄さん(右)は元オートレーサーというサラブレッドだ。
ここから先、真生騎さんのYZF-R25のインプレッションは、サーキット純粋培養の若きレーシングライダーのコメントということを留意してお読みいただきたい。ちょっとスペシャルなインプレなのだ】

遠くから、そして近くからYZF-R25を眺めた真生騎さんは、「カッコいいですね」と笑った。「ニーゴーの市販車って、もっと子供っぽいデザインかと思ってました。でも、これはカッコいい。ヤマハのモトGPマシン、YZR-M1っぽくて気に入りました」。かつて父・典史さんが走らせたマシンの名前をさらりと口にする。

ノリックがM1で戦ったのは、’04年まで。15年前のことで、進化し続けるレース界では「かなり昔のこと」と言える。だが、M1のアッパーカウル中央部には、当時も今も変わらないM字形のエアインテークが設けられている。もっとも吸気効率のよい位置と形状を貫き続けてのことだ。

その位置と形状は、新型YZF-R25にも受け継がれている。若い感性の真生騎さんが「M1っぽい」と感じたのは、かつて父が走らせたM1と、今、彼が眺めているYZF-R25との間に、ダイレクトな血脈があるからだ。

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最終更新:2019/12/7(土) 18:01
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