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安部トシ子さんの花嫁相談室「ウエディングドレスが選べない!」

2019/12/7(土) 21:01配信

25ansウエディング

結婚にはさまざまな悩みがつきものです。そこで「25ansウエディングオンライン」の「ウエディング達人ブログ」でもおなじみ、ウエディング・プロデューサーの草分け的存在である「オフィース・マリアージュ」の安部トシ子さんに、花嫁のあらゆる悩みを解決していただくことになりました。題して「安部トシ子さんの花嫁相談室」。今回は「ドレス選びの迷路」に入り込んでしまった花嫁の相談です。安部先生、ドレス選びのポイントを教えて!

【相談】ドレスを決められなくて困っています。似合うのか似合わってないのかわからなくなってしまいました。

ドレス選びが難航しています。いろいろ見すぎてしまったのか、迷ってしまって決めることができません。私がいいなと思うと、母が「よくないわ」と意見してきたり…。似合うか似合わないかは自分の判断で決めてしまっていいのでしょうか。

【回答】会場やウエディングのスタイルを考えて具体的に整理していくと決まりやすくなります

 最近はウエディングスタイルも多彩になりました。例えば「砂浜をドレスで走りたい」という希望があるなら、あえてミスマッチなスニーカーを合わせるのが可愛いこともあります。ドレスを選ぶ前にまず考えるべきなのは「自分たちはどんなウエディングをしたいのか」ということです。カテドラルのような荘厳な場所で挙式するなら、スニーカーは履きませんよね。ブーケにこだわりがあって「どうしても胡蝶蘭を持ちたい!」というのなら、野の花が似合うドレスは最初から候補外になります。このように何にこだわりがあるのか、全体のイメージはどんな感じなのかを整理していくと、着たいドレスが見えてきます。 
 今はみなさん、インスタやピンタレストをたくさんチェックします。そこから自分の好きなドレスを何着も見つけ出し、「同じようなものを一度は着てみたい!」という気持ちから迷子になる人は多いようです。私は、試着したいドレスがたくさんある人には現実的に「このドレスだと予算が20万円も上がってしまうけれど、大丈夫?」と確認することがあります。婚礼衣装は和も洋も、上を見たらキリがありません。ドレス選びを始める前に、ある程度の予算を決めておくことも大切です。 そして、お母さまと意見が揃わないということですが、以前、まったく同じ悩みを抱えた花嫁さんがいました。自分が気に入るとお母さんが気に入らない。お母さんが気に入ると、今度はお姉さんが気に入らない。それぞれの写真を見せてもらうと、どれも似合っているんです。そこでお母さんに何が気に入らなかったのかを聞くと、ちょっと可愛らしすぎると言います。また、お姉さんはリボンが好きではないと言うので、そういう甘いテイストを削ぎ落とし、だけどイメージ的には花嫁の希望に添うドレスの要望を取りまとめ、再度担当者に相談して探してもらったところ、今度は満場一致で決まりました。周りの人と自分の意見が分かれるときは、そのドレスのどこが好きなのか、何が気に入らないのかを具体的に挙げ、整理していくと決まりやすくなります。 
 最後に、似合うか似合わないかの判断ですが、試着に立ち会っていつも思うのは、どの花嫁さんも、いちばん気に入ったドレスを着てフィッティングルームから出てきたときの顔つきが違うということです。本人も気づかないうちに「これが好き!」という嬉しさは表情に出ます。だったら、迷うことはないと思いませんか? どんなドレスでも、ヘアスタイルや髪飾りなどでイメージは微調整可能です。ドレスが決まったら小物やブーケもよく考え、自分らしく、みんなも納得するようなトータルコーティネイトを見つけていきましょう。 
 ただ、1点だけ伝えておきたいことがあります。ドレス全体が見えるのは挙式中と歩いているときのみで、2時間以上にもなる披露宴のほとんどは、ゲストにはあなたの上半身のみが見えています。しかもメインテーブルですから目の前にはお花があり、見える範囲はさらに狭まります。上半身のデザインで悩むときは、そんなことを頭に入れておくと判断しやすいですね。 
 
■オフィース・マリアージュ 花嫁相談室  
東京都港区南青山2-4-16 営業時間:10時~19時 水曜定休
tel.03-6721-0105(直通)
URL : hanayome-soudan.com

監修/安部トシ子〈オフィース・マリアージュ〉 取材・文/井出千昌

最終更新:2019/12/7(土) 21:01
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